角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

故郷の空

 

ここのところ、巻き物頻度が高い。というのも、寿司酢を多めに作って保存するということを覚えたので、すぐに酢飯ができるからだ。春先は酸味が欲しくなるので何かというと巻いている。そして巻いては失敗するのだ。巻きずしが好きなくせに私は上手に作れない。母はあんなに上手だったのに。
具は、でんぷから作るし、椎茸もかんぴょうも美味しく煮るので、味自体はかなり良いのに、きれいに切ることができないのだ。包丁を存分に研いでから臨んでも効果がなかった。
 
あれを巻いてもこれを巻いてもだめだった。
 
そんなことにめげる私ではないので、本日はどうしても食べたくなったかんぴょう巻きを。単純なものこそ難しいものだ。お寿司のご飯は焦がしてはいけないし、柔らかくてはいけない。ご飯をクリアして、かんぴょうをクリアして、巻きをクリアして、それから美しく切る。全工程の及第点ののちにやっと「普通」が出来上がる。
わさびを少し塗って巻いた。でもやっぱり私のは普通未満なのだった。まいにちいっぽん!巻いたら上達するだろうか。
 
かんぴょう巻きというのは良いものだと思う。全く気取ったところがないのに驚くほど味わいがある。巻く前の、煮含めたかんぴょうだけでもずいぶんと良い。わさびを添えて酒の肴としても、なんだか粋な感じがする。いいなあ。飲めたらいいなあ。またかんぴょうを煮ておこう。前にも同じことを書いた気がする。まあいいや。
 
巻き物といえば、初心者の人はワードや何かで作るときに図形の「巻き物」を必ず使う。これはおかしいくらいに、みんな使う。私もかつて一度使ったことがある。
 
巻き物ついでにコンビニスイーツのロールケーキを買った。外から帰ったり、食事の支度には、私は手を洗うけれど、手洗いの適切な時間は、ハピバースデーを2回歌う時間と以前書いた。
 
で、つい間違えて、if a body meet a bodyと、頭の中で歌ってしまい、どこまで洗えばよいかわからなくなって、たくさん洗いました。