角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

日々甘い。

 

朝 ご飯、味噌汁、ニシン甘露煮、目玉焼き、焼き海苔
昼 甘い物いろいろ、ミルクティー
夕 ご飯、味噌汁、豚肉生姜焼き、ブロッコリー、漬物、わかめふりかけ


仕事

6時間00分。
今日は朝帯のご飯もの担当。早朝の人はおにぎりとパンに重点を置いているのでご飯ものはほんの少ししか作らない。それで朝帯はほぼゼロからのスタートとなり、昼前までに全て陳列する必要がある。急がなくてはならない。量をつくらなくてはならない。そういう意識が染みている。
ところが昼すぎになると製造は品薄を補充する形になる。この時間帯には解凍など別作業もある。だからこのあたりの時間帯の人は作りすぎることを嫌う。曰くロスになるから、夜の部の人が作れなくなるから、等々。
それで半ばアイドルタイム視されているときの製造は後半のピークへの「つなぎ」であると解釈される。
以前はその通りだったかもしれない。

けれど数年前にウォルトに加盟したことを恐らく契機として登録商品を欠品させることはできなくなった。
棚が常時充実しているせいか確かに明らかに来店数は増えて売り上げも向上した。
そのため私を含む一部の人間は、もはや「つなぎ」ではないのだと解釈している。学生客のいなくなる休みの時期、昼前で学校が終わる試験の時期などは例外として、常時ある程度の量を保証することは店の矜持ではないかと考えている。売れ残りが数点あるだけの店にどんな未来があるのかと。

上に書いた「夜の部の人が作れなくなるから」というのは食材数は無制限にあるわけではなく、特に解凍が必要な食材の場合、10解凍して8を使ったら夜の人は2しか使えなくなる。という意味だ。
しかしながら、それとこれとは別の話ではないかと考える。
10売れるのだとしたらいつ売れても同じではないかということと、そもそも解凍数や仕入数に関わってくる別の問題になる。
まあそんなわけで作りたい人と作らせたくない人の意識は13時から14時の間で激しくぶつかるのだった。
ぶつかっても、ぶつかったことに気付かせないように矛先を交わしたり、同調したりしてやりすごす。
つまり言われたままにするのだった。私の意見など、はなから求められていないし聞き容れられるわけでもないというか、言っても理解していただけない気がしている。
そんなときは、なんてくだらなくてつまらない仕事なんだろうと思う。

その人が公休の日にわたしたちは心おきなくガンガン作る。

売れる。