角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

大甘。

 
店関連の証票類がたくさんあって、私は確定申告をエクセルで作業しているので、本当に面倒でいやだと考えていた。今朝、布団の中でぬくぬくしながら、ああそうだ、なかったことにすればいいんだと気が付いた。
従前の個人事業は、廃業届を出していず、口座関係もそのままにしてある。確定申告は複数の事業を展開していようと、個人名での申告だから、店の開業を新たに税務署に届け出る必要はなく、それは税務署に確認済みだ。
 
もちろん存続しているならばきちんと申告する義務はあるけれど、年をまたがずに咲いて散ったものについて申告が必要な理由が思い浮かばない。儲かっているならば存続しているはずだし、大赤字を申告したところで税務署的に余計な仕事を増やすだけで税収には結びつかない。
 
なので、なかったことにする。申告書にも一切、店関係の数字をのせず、趣味・道楽で大損をしたというストーリーにしようと考えた。

調べて見たらやはり「確定申告をしなくていい場合」に相当したので、従前事業1本だけを申告することに決めた。こちらの方も確定申告をしなくていい場合に相当するけれど、社名が存続する以上は収入がなくてもきちんと紙は出した方がいい。
 
 
先日たまたま、ほぼ日手帳の今日の言葉を読んでいたら、 糸井重里が自分のことを、目的や夢に進むタイプではなくて嫌なことから逃げるタイプだと書いてあった。逃げるときのダッシュ力が強いから元気よく次のスタートをしているように見えるのだと。
 
私もそういうタイプなのだと思った。
ネットで見た「決断力を鍛える30の方法」は、なかなか面白くて「飽きてしまうことを、人間的成長と考える。」という項目があって笑った。有り難いと思った。あと「考えすぎると、決められなくなる。」というのもあったので、自分の逃げ足の速さのわけがわかった気がした。私は、ものをあまり考えない。
 
どうしても嫌だと思ったら逃げる、というのが私のやり方だった。そのせいで何か自分のことをとやかく言われたり顰蹙を買ったりするという弊害はあるけれど、それはそんなに気にしないので、自分にとって、よりストレスをかけない方を選んできた。
 
本当は、きょうは、ポテトサラダの私のレシピを書きたかったのだけれど、やめた(笑)。
 
携帯が鳴った。肩をリハビリ中の日本料理のM先生からだった。出なかった。
留守録を聞くと、やはり思うように肩は回復していないこと、開業時に何もできなくて申し訳なかったと再びの謝罪、そして来月の頭に店に行きたい、と入っていた。
 
もともとこの先生は私が通った専門学校のスタッフとしての講師ではなく、腕と経歴を買われた非常勤講師であり、他所の調理師学校でも教えている先生だから、私に対して何一つ義理はない。
私は、学校とはもう関わりを持つ必要もないので、学内の誰にも報告をしていないし、連絡をとるつもりもなく、調理関係で知り合った人とは疎遠にする気持ちでいたけれど、この先生だけがしきりと私を気にかけてくれるので、やはりきちんと報告くらいはすべきだろうと思う。とても恥ずかしいし、さぞがっかりされると思うと気が重い。でも私は先生の言葉通り、毎日どんなに遅くなっても清掃をして帰ったので、それくらいは言っておこうかな。またこの次とか、リトライは私にはない。それについてはまた気が向いたら書くこともあるかもしれないけど。
 
午前中にカルディに行ってコーヒーを飲みながらチョコレートケーキを選んだりして幸せだった。ポロショコラを買いに行って、Timtam Double Coatとポロショコラを購入。
午後になって急にどうしても漬物行動をしたくなり、大根を買いに走って、2本分を2等分して4つ干してみました。