角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

着火も着地もしない話。

 

あの、突然ですが、チャッカマンに消費期限はありますか?
 
いつかのお盆にお参りグッズを用意しようとして、チャッカマンがぞろぞろ3つばかり出てきて呆れた。母がその都度忘れて購入した模様。
 
本日、微妙に余った生クリームを消費すべく、プリン作業となり、その際の消泡にチャッカマンを使おうと未だパッケージのままの新品チャッカマンを用意。私だってロックくらいは知っているので、ロックを外し、チャッカを試みるものの炎は発現しなかった。メーカーの違う2つとも。
母が購入したということは、2009年以前のことではないかと思うので、古いチャッカマンは点火しないのかとつくづく考えて、プリンは消泡しないでそのまま蒸しました。
 
横着しないでザル漉しをするとよいのだけれど、ま、横着なんで、自家消費なので。上からカラメルソースをかけて食す所存。カラメルソースは、瓶に半分くらいも作っておけば腐るものではないのでややしばらく使えて香り豊かに甘くてほろ苦くて大好きだ。
初めてのカラメルソースが面白かった。全く何の知識もないままに砂糖水を焦がせばいいんだろう、くらいの考えで、飽和するくらいのたっぷり砂糖と水を火にかけて、ぐるぐるかき混ぜていた。
煮立ったのに、いつまでたっても色づきもしないので少し変、とか思いながらやっぱりぐるぐるしていると、どうなったかというと、砂糖になった。
 
とてもショックだった。おもむろに作り方を探すと、まぜてはいけないと書いてあったので、きちんとモノは読むものだと思った。少し考えれば分かることなのに、自分が少しも考えない人間であることもよく分かった。
 
で、砂糖水から抽出した砂糖に水を入れて再度火にかけた。エンドレスの片棒を担ぎそうになった。
ほどよく色づいた頃に、熱湯を投入するシーンがあるけれど、これは本当に危険でこわいのでうかつな真似をすると、とんでもなく驚くのでやっぱりきちんと読んだ方がいい。砂糖と水だからといって何もかもがイージーにいくわけじゃない。
 
書いているうちに、プリンが固まればいいなあと考えてたけど、まだみたい。
 
数日前の小豆は立派な粒餡になって昨日どら焼きを作りました。いまいちでしたので、またやってみます。めざせうさぎや(笑)。うさぎやさんは鈴本演芸場に行くときに何度か前を通り過ぎたことがあって、いつも売り切れで購入できてないけど。
 
自分、単なる甘党なだけかもしれない。
プリンが固まったら粗熱がとれるまで放置しておいて、お店に行く前に冷蔵庫に入れておくと、帰り道も楽しいと思う。