角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

火傷切り傷春の風邪。

 

来月の実技試験に備えて、がむしゃらに練習する日々が続く。実習室の空き時間はすかさず予約を入れて、気合の入った人たちが特訓をしている。私は出たり出なかったり。

中国料理の課題は、鶏レッグをおろして下味をつけて唐揚げにしサニーレタスとレモンをあしらって盛り付けし、使った油を漉し、火の回りも水回りも完全清掃して終了なのだけれど、持ち時間が30分なので、現段階では、クリアできない。

ただ骨を外すのではなくて、きれいに外さなくてはいけないし、その他いろいろルールがある。先生は必ず全員分を試食して食味もチェックするから、中が生なのと、焦げたのは、その時点で失格となる。

昨年は、1度で合格したひとが、いたとかいないとか、そんなレベルなのでかなり厳しい。

時間短縮は、ひとえに鶏のさばき要領にかかっている。

今日は鶏レッグを入手してきたけど、自分の場合は、仕入れはしたものの、普段使わない中華包丁が全く切れないという駄目加減。
地鶏の大型レッグしかなくて、とても高く、5本も10本も練習用に使えない。でも、魚もそうだけど、安価すぎる食材が仮にあったとしても、食べられない、食べたくない、という代物だったりするので結局無駄にしてしまう。

鯵はさつま揚げにするととても美味しいけど、もう食べ飽きた。つみれ汁も飽きた。刺身に引いてしまうので、フライや南蛮漬けには小さくて無理。鶏は唐揚げはパスして、肉団子を冷凍保存しておこうと思案中。

昨日の実習時、火の回りを掃除していて、ちょっと熱いと感じただけだったのが、立派な火傷だったみたいで、こないだの鯖の傷も癒えないうちに、どんどん汚くなっていくんだなあと、感慨しきりだ。世の中には努力しても叶わないことの方が多いし、全く無駄な努力というものがあるのも分かってる。