角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

卵迷惑。

 

容器保存を思いつく前から練習しているので、300個は軽く超えている。手を合わせたい気持ちになった。

唐揚げ試験の結果速報によれば合格。

鶏腿をおろすのに20分くらいかかっていたのが、かなり短縮されたのは練習成果。自分で時間を組み立てていて、ほかの人のペース配分とは違ったけれど、自分の方を私は信じた。
先生の検食のあと、残りを各自が食べるけど、にこにこするくらい美味しくて、そこが一番嬉しかった。

昨日の西洋料理の試験はあっけなく終了。シャトー6個で15分、オムレツには時間制限がないけれど、いつまでも焼いているというものではないのであっと言う間に終わる。
シャトーは時間内に終了したけれど、緊張して包丁が爪に一瞬食い込んで焦る。
オムレツは自宅できれいに仕上げる確率がわずかに上昇したけれど、本番は少し勝手が違いやや焦る。出来は中の半熟状態を保つことができて良かったと思う。

ただもう少し、あとほんのわずか、塩を入れたかった。塩の種類が学校と自宅では違うのは考慮していたけれど、それでも少しあまかった。

来週の鯵のお造りの試験で実技試験は終了する。鯵は難関であるため、練習にすばやく戻る必要があるけれど、気持ちがすっかり弛緩して、今日は和包丁にふれていない。

この辺が自分の弱いところだろう。

試験は、胸に、大切な人からの手紙、といったってメモ書きなんだけど、を挟んで臨んだ。自宅に戻って、手紙をとりだしたら、ほんのりハマナスみたいないい香りがしてうっとりしたけれど、それは私のハマナス香水のニオイであるのだし、合格するとしたら、それはひとえに私の練習のたまものであるだけだ。


そういえば、この練習の日々の間に、突然作りたい欲求が湧いて、ママレードを3回作った。
1回目は夏みかんで、2回目はグレープフルーツとパイン、3回目は河内晩柑。色味が3種のうちで最も淡く仕上がった。いずれも良い香りで、透き通り、そしてほろ苦い。葛餅も美しいけれどママレードもかなり美しい。
パン食にはあまり興味がないけれど、トーストで朝食を。

それとオムレツかな。