角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

炎の初期料理人もどき

 

本日の実習は、某ホテルの中華レストランの現役料理長が講師で、芥末粉皮肉絲と蝦子焼明蝦の2品。
読めません。
粉皮の作り方が刺激的に面白かったのはさておき、蝦子焼明蝦というのは殻ごと焼き付けた車海老を、軽く素揚げした豆腐とともに海老の内子(乾燥食材)で軽く煮込むというものだ。あ、ググってでてくるものとは少し違う。
 
食材はこのほかに葱、飾りに金針菜。仕上がりは片栗粉でとろみをつける。
非常に美味であった。はい、おいしく仕上げたのはわたくしです。豪快に決断して素早く仕上げるという点では、あまり苦労しない。ただその一点でのみ自分向き。
 
中国料理は、火力はもとより、鉄の大鍋もなければ、毛湯(マオタン)という出汁も本格的にとることは難易度が高く、かつ老酒や葱油を常備しているわけでもないから、家庭で再現することは極めて難しいので、ホテルでこの皿を食すと、安くても3,500円と先生がおっしゃったのは納得できる数字だ。
 
知人情報では、東京と札幌では、店によっては札幌の2倍も3倍もすると聞いた。自分も、たまに東京に遊びに行くときは、札幌と同じくらいの価格レベルで食事をしようとすると、味のレベルの方は、かなり違うので、コンビニのお弁当でも買った方が品質管理的に無難な食事になるということを実感している。
おいしいものがない、という生意気な話をしているのではなくて、おいしいものは、札幌よりもかなりお高いということだ。原価の方は空輸になったりするし、人件費・賃借料といった固定費部分も膨らんでいるのだから、当たり前だと思う。
 
 
えーと、食欲もあまり…だったのは昨日だけの話。
 
私は、体調も気分も極めて戻りが早い。こないだ偶然見つけた記事では、私の血液型は、ある血液型の人が何に対して何故怒っているのか理解できない、と書いてあって、納得した。
だから鈍感な私だけが、それこそプラナリアのようにわずかな時間で原状復帰してしまうのは申し訳ないのだけれど、私には回復しか手立てがない。それもまたひとつの哀しみの種なんだと思う。
 
 
 
食欲がもどったから、ミクニの予約を入れた。