角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

始業時間を大切に。

 

今日の仕事は6時間12分。
作りに作った。

パンを焼くのは早朝の人だが、売り切れたかどうかしてクロワッサンが欠品していたため、パンも焼いた。焼き上がりのにおいがとてもいい。焼き立てを食べてみたいと常々思っているけれど袋詰めの前に30分常温放置する上に、すぐに陳列するわけではないので願望は叶わない。

朝は、ご飯もの担当が8時から、おにぎり・惣菜担当が9時からと1時間の差をつけて始めることが多い。フライヤーが混みあうためだ。
古くからいる人たちは始業時間よりも30分、ときには1時間近くも早出をし、一仕事終えてからやっと出勤チェックをするというのが習慣化していた。製造数が多くて間に合うかどうか不安であるという理由からなのだが、古い人が複数人退職なさったことをきっかけに正規の時間帯に戻そうと考えた。
昼からのシフトであれば朝の人と被るので時間通りに開始する。夜のシフトは予定時間には帰れないものの、時給は保証される。つまり朝の時間帯だけが変則的にサービス残業の繰り上げのような形になっていた。
新しい人が入ってきたときに、8時始業だけれど7時半には事実上作業開始というのでは、働きたくなくなるだろう。
というわけでおつきあいで早く行くことをやめた。普通に仕事は回るのでなんの問題もなかった。ただし今は春休み中であるので通常の来店数が復活したときにはかなり大変だろうとは思う。それでもサービスで早く出勤するよりはいいだろう。

個人的には実は早く出て仕事を開始するのはそんなに面倒でも辛くもなかったけれど、サービス残業は嫌だと声に出せない雰囲気を作るのは私のような人間なのだなと気づいた。ちょっとこわい。よかれと思って早く出社するという時代もあったかもしれないけれど。