角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

滅多にいかないエリアで旅気分になる。

 

散髪がてら、遠くのショッピングモールに行く。知らないまち気分になる。
大きな本屋さんもあるので食事を済ませてから気合を入れて立ち読み。

老後の暮らし方のようなコーナーがあって58歳からのなんたらに始まり、60代、70代、71歳、72歳、80歳、88歳、89歳、102歳と覚えているだけでこれだけの年齢を冠したタイトルの本が集積していた。90代頑張れ。

58歳くらいから老後に向けた何かしらが始まるようだ。
私もこうしちゃいられない、とこの類のタイトルを目にするたびに何十回も思っている。
そのたびに何となく足取りが軽くなる気がする。
何かをしてもいいけれど、しなくてもいい。そういう選択肢があるのは高齢者だけではないだろうか。
若いうちは生きていくために何をすべきとか、必ずや何かをして当たり前な感じがある。かならずしも全員が何かをしているというわけではなくても。

もう私は大手を振って何もしないと言い切っていいのだ。そんなに威張ることでもないけど。
でも結構何かをしたがってしまう性分なので今日は家庭菜園の本もさらっと読んだ。

毎月のまとめ買いの他に昨日届いた1冊があるというのに立ち読みをしていると買いたくなる本が次々と見つかってしまう。買い物は月が替わってからにしようと今日は我慢をして立ち読みに徹した。
こんな我慢の仕方は本屋さんにとっては迷惑かもしれないけれど、特徴的なコーナーづくりが面白かったので必ずまた寄らせていただいて、次回はちゃんと買う。

立ち読みがそんなに楽しかったのかというと、かなり楽しかった。
買い物は無印良品のポリエチレン小分けボトル290円のみでしたよ。