分かっていたはずなんだけど、メンタル性の疲労を解消する特効薬が運動だという文を目にしてなるほどと思う。でも一体自分が何に疲労しているのか良く分かんないし、そもそも疲労でなくて諦めとか絶望とかかもしれないんだし。
暖房をつけようかどうか、この時期はいつも迷う。ネットで見ると室温が16度くらいになったらという人がいて驚愕する。今拙宅の室温が19.5度くらいというのは実に悩ましいのだ。端的に言うと、私は寒い。
先日購入したセラミックヒーターのスイッチをつい押してしまった。いい感じだ。
人の放出する熱量は結構なもので、一人でいるよりも複数人でいると格段に温かさが違う。ひとところに集合して果物をつまんだりしながら団らんしている家族なんて昨今はあまりないのかもしれないけれど、家族がいればよかったなと思う。
文字通り、ぬくもりがほしい。といってもどんな大家族でもひとりになる確率はずいぶん高いと思うから、結局ひとは独りだ。補助暖房器具のお世話になるのだ。
こうやって少しずつ気温が下がってきて、爽やかな空気も乾燥がちになってくると身体も正直なもので夏ころは全く意識していなかった鼻炎が悪化する。私が何をこわがっているのかというと、ただただ突然の鼻血なのだ。
けれど、そういつでもいつまでもびくびくしているのにも飽きてきた。仮に止まらなかった場合の結末は失血死だ。そう考えると好ましくはないもののそれはそれでそういうおわりの形であるというだけだと思った。
気温が低くなるころは血圧も上がる。先日病院の待合で聞こえてきたのだけれど、「畜生！」と思っただけで20くらいは血圧があがるということだ。私は「畜生！」とは思わなかったけど上がった。
いやもう本当にさまざまをこわがることに飽きてしまったので、なるようになれと。
今シーズン初の甘酒を飲んだ。
