角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

めぐる旅。

 

ひとまずめぐる旅が収束した。めまいをめぐると書くと本当にぐるぐるな感じがする。
 
脳に異常のあるめまいでないことが分かっただけで、めまいは治まらなかった。血圧のせいだと信じた。
歯医者は、どうしても今月行きたかったので行った。
歯科医院の入口に自分で測定できる血圧計があったので、試しに測定すると、ストレスや緊張で血圧が上がることは知っていたけれど、あんまりな数値であったので動揺してしまい、翌日近隣の内科に行った。
内科医からは血圧計を自宅に用意して朝晩測るようにと言われ、血圧を下げる薬とめまい症状を緩和する薬を処方された。
 
しかしながらめまいは治まらず、今朝は立っていられずにストンとしりもちをついてしまった。呆れた。
 
もしかしたら自分が逆行しているのではないか、つまり自分は「めまい」症状によって脳の異変を想定し、それから血圧を危惧し、という行動をとったけれどそうではなくて「めまい」は「めまい」を考えれば良かったのではないかと思い、耳鼻科に行った。

先生に遠回りをしたねと言われてしまう。不覚であった。

単純な内耳の障害による良性発作性なんとかという症状であり、薬ではなおらないからめまい体操をするようにと言われた。老化がひとつの原因でもあるようなので完治というわけにはいかないだろう。耳石のせい、とネットで読んだけど、ちょうど「関節ねずみ」と言われる遊離体による障害に似ている。

はじめに行った病院で高血圧が原因ではないかと言われたと言うと、血圧が下がったときにめまいは起こるけれど、高血圧でめまいは起きない。しかしめまいによって血圧は上がりうると先生が仰ったので私の疑問は一気に氷解した。
自分の行動は考えたつもりでも全然正解ではなく、時間とお金を無駄にしてしまい、恥ずかしい限りだ。
 
ところで診察の前に耳の検査をしたのだけれど、聴力はどこで受診しようと全く無問題だ。なんでも聞こえる。けれど職場で大部分ききとれない話(笑)というのがあって、これはいったいどういうわけなんだろう。聞こえてないのに相槌をうつのにも疲れた。相手には「私、聞こえが悪いんです」と言ってあるものの、もしかしたら、聞く気がないのではないかと思う。悪意はないけど、聞く気もないという。
 
まあいいや。いや、あんまり良くないけどその辺は無理しないで鈍感力を発揮した方が楽でいいと思っている。

そういえば昔、グループサウンズで失神パフォーマンスをする人がいた。その人は現在68歳とのこと、人は等しく年をとる。タイムラインのようだ。

あ、私は失神してるわけではありません。