角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

きざし。

 

ゆうべ地震があった時は湯船の中に居たのでアラートは聞こえなかった。揺れを認識した時間は短かったけれど結構強かったので、ややしばらくは身体が揺れ続けているような、めまいのような感じがしてなかなかドキドキがおさまらなかった。 

地下鉄などもとまったらしいので、難儀なされた方も多かったと思う。ネットの記事で、零下0.7度まで冷え込んだ、と書かれているものがあったけれど、当地のこの時期、その時間ででマイナス0.7度というのはむしろあたたかい数字だ。
拙宅の地域はそれでも震度3で済んだけれど、区によっては5弱というところもあり、かなり甚大な被害が出たのではないかと思う。
 
前日、揚げ物をした。いつも揚げ物のときはイメトレでもないけれど、今、大きな揺れが来たら、と想定しつつ作業する。
パート先では複数の大きなフライヤーが、ほぼ常時172度くらいをキープしているので、考えるとおそろしい。
週末は仕事なので、本日が私には月曜日のようなものだ。揺れませんように、と願う。 
 
 
さて。春の兆しが少し見えてくると、途端に怪しい人に遭遇する。それはもう毎年なにかしら遭遇する。
地下鉄の階段を下りていると、向こうから怒る人がやってきた。まだ若い、おそらく20代の青年にみえたけれど、とにかく独りごとで怒りをぶちまけていて、別に私に被害があったわけではないものの、こわかった。
大きな図体に幼稚な頭脳という構図がこわかった。
私が階段を下り、その人が階段を上る。怒りながら、怒りに任せてドスンバタンみたいな音を響かせて階段を上がる。


ものにあたるな、と親に言われなかったか?

流川楓君も桜木君にそう言っていたし。こどものときに何かそういう乱暴なしぐさをして私はものすごく叱られたけれど。