角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

5月はあれもこれも。

 

昨日6回目のワクチンを接種したことを忘れていた。今日は早朝から内視鏡クリニックに行って胃カメラをのんだ。
前回2021年のクリニックは6月末くらいまで予約が一杯だったため、土曜日も早朝からやっていることと、予約不要・即日カメラというのに惹かれ、かつ全く苦しくないという口コミにそそられてて早々と行ったのだが、扉を開けるとたくさんの人がすでに待機していて驚いた。3時間以上かかった。
食道裂孔ヘルニアと言われてひぇっとなった。原因は肥満、妊娠、高齢とネット上にあり、私は全く肥満ではないし妊娠は昔におわったので、そんなに原因になるほどの年をとったのかとしみじみした。逆流性食道炎を当然のように併発するので治療はおくすりで症状をとることになる。ずいぶんおどろおどろしい名前だがよくあることらしい。しかもいずれも程度は軽微であるとのことなので、気分が落ち込むこともなく。

診察ではなく面談であった。専ら看護師さんに質問されたのであれは診察ではない。ご高齢の老人が腕組みをして傍らにいたけれど一言も発せず、さながら監督であった。
大腸内視鏡の経験はあるかと看護師さんが聞くので2021年に済んだと言うと、時間が経っているので検査しますと言って日取りの予約をさせられそうになったが、ごまかして回避した。検査食やあの飲み物を渡されて、じゃあ都合がついたら連絡くださいと言われる。

これも何かのご縁なので評判通りに胃カメラが苦痛なく終わったら大腸内視鏡検査を予約してもいいかもしれないと考えていた。

2021年のクリニックは胃も大腸も完全に無痛で検査をした記憶すら残らないようなものだった。そんな気持ちでいたところ、鎮静剤を使う医院ではなかった。いちいち比較をして申し訳ないが前回は口内にスプレーする麻酔だったのが今日は昔風のジェルを喉に溜めて数分上を向いているというもの。

で、死ぬほど苦しかったのでございました。どうしてこれを苦しくないという人がいるのか全く理解できない。口コミというのはあてにならないものだと思った。

えづいても大丈夫だからねと始まる前に先生が仰ったので思わずふふんと笑ってしまった。私は大丈夫ではないのだ。
苦しくて涙がだらだらこぼれた。こんな年になってそんな思いをするなんて。

二度と行かない。もらった(買った)検査食と飲み物は捨てることにする。

けれど、辛かったのは事実だけれど、ヘルニア云々というのは2021年時にはなんともなかったのか、という疑問が残った。
逆流性食道炎についても前回は何の指摘もなく胃の症状は機能性ディスペプシアと言われたし、大腸に至ってはあと5、6年は検査しなくてもいいと言われた。邪推すると大腸も実は大丈夫ではないかもしれない。

所見を書いた用紙に「ガンの心配はありません」とゴム印が押されていた。

ついでに慢性胃炎でもあるのに、食欲は変わりなくあって美味しくいただけるのが有り難くも悲しい。