角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

旅復活。

 

洗濯をして、乾いたものを収納すると旅の気配が消失した。
4年ぶりの飛行機は楽しかった。離陸するときのポーンというあの音が好きだ。否応なしにワクワクする。
息子たちに会うのは2年ぶりだ。

私は愛想なく素っ気なく半日程度を過ごしてじゃあねと言った。孫が泣いた。帰らないで欲しいのだと泣いた。
できることならば私も帰りたくはないのだと泣きたい気持ちになったが、こういうことは止めどもなくきりがないのできっぱりとおいとまするのが私はいいと思う。最寄駅まで車で送ってもらい、帰りの車中では眠ってしまったようなので、寝て起きて私のことなどは忘れてしまっていいのだ。むしろ。
帰るんなら来るな!と言うほどの愛着はないに違いない。孫というのはそういう存在だ。たくさんあわないと日々疎くなる。

帰宅した翌日から仕事だったので、旅の余韻をいつまでも引きずるわけにはいかなかった。それでも普段は忘れている寂しさのようなものに気付いてしまい、次の旅行のプランを立てることにした。飛行機も予約した。息子宅にはしばらく行かないことにする。