角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

春のイベント。

 
整理しておかないと、と思いながらずいぶん放っておいた片づけに着手。ちょっと仮置きみたいなものがたまってしまうから、年に少なくとも2回くらいは本格的に片付けないと、訳がわからなくなる。
今回は、息子が見やすいように、見つけやすいようにラベルをつけたり、まとめたりしたので気持ちが落ち着いた。事務的な伝達事項などはテキストやファイルを作ってUSBメモリに入れている。念のため2本に。パソコンはいつまでも安定的であるはずもないので、紙ベースにしておいた方が良かっただろうか。
  
もう少し暖かくなって粗大ゴミをまとめて出すと春の片づけイベントは落着する。
 
自分自身はいなくなるのだからどうでもいいけれど、身内のものが発見して嫌な気分や恥ずかしい気持ちになったりしないように、余計なものはとっとと捨ててしまう。といっても、まさか大人の玩具などがあるはずもなく。そういえば私はそういうグッズの現物を見たことがない。ネット上で見たことはあるけれど、何にどう使うのか分からないものもあった。

ああまた思い出してしまったけど、中学生の時、デートに誘われて近隣の公園に行った。
学生服のポケットから3、4センチ四方のものを取り出して、これが何か知ってるかと手渡されたので、薄い包装を触るとなんだかつるつるというかぬるぬるというか不思議な触感の輪っかが中に入っていることが分かった。もしやこれは噂にきくところのあれだろうかと訝りつつ、なんだか分からないと答えると、同級生に薬局の子がいて、その子から買ったのだと言う。
私は、それでもぼーっとして何のリアクションも起こさなかったので、それきりその話はしなかった。デートもそれきりしなかった。
  
私は自分の鈍感力や鈍感振りでその後もさまざまな危機を乗り越えてきた。乗り越え損なったこともあるかもしれない。まあいいや。
 
私、小学校の時分から好きな人には好かれないのだった。

声掛けされたり手紙をもらったりということは大人になってからもあるけれど、どういうものかそういう人たちには一切心惹かれることはなく、かつ私がときめく人は私を好まないのだった。ずっと。たまたま例外的なことがあるにせよ、確率的にはかなり低い。今更四の五の言ったって仕方がないのだけれど、どうしてなんだろう。
しかも以前なら夜更けて胸がドキドキすると恋のはじまりを感じたものだけれど、最近は、血圧かなと瞬時に怯えてしまうのだった。やれやれ。