角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

帰ってくるピアノ。

 

ピアノ、電子ピアノが欲しいのだと息子に相談したら、息子宅にあるのをくれるというので、そうする。蓋がないので猫が上に乗っかるから新しいのを買うのだそうだ。あれは息子が高校のときに購入したか、もっと前だったか忘れたけれど、いずれにしても私が買い与えたものなので、相当熟成していると思われる。猫の毛も入り込んでいるのだろうか。
 
なんでも飽きて放り出す自分にはちょうどいいのだろう。
 
親の私から見ると、なんだかあの世帯は少し贅沢に思える。思えるのだけれど、それこそ時代が違うのだし、計画性もなしに消費しているわけでもないだろうから、勘違いして舞い上がらないように、などという余計な感想がうっかり口にでてしまわないように気を付けよう。私は人の気持ちに疎いので、つい無神経な言葉を何の気なしに言ってしまうことがある。かつ、面倒がって失言のフォローをしないので、取り返しがつかなくなるおそれもある。
 
 
関係ないけど、思い出した。
何かの文中に「おひとりさまを気取る」という言葉を見つけ、おやおやと思った。おやおや。私は一人行動が好きであるし、多分それが一番楽なので、気取っているわけではない。
 
理解してもらおうとは思わないけど、誰かと旅行するなんて、新婚旅行でも嫌かもしれない。
そういえば私が24歳の時の最初の結婚では、旅行することも直前まで知らされていなかった上、義理両親、義理姉夫婦、義理兄夫婦と乳児1と新婚2名の9名で温泉旅行をしたと以前書いたけれど、今思うと、全く自分の無知とか馬鹿さ加減が情けなくて仕方がない。