角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

空間を認識する。

 

たっぷり眠るつもりで目覚ましをかけないで寝た。
目が覚めてからは、寒いのでぐずぐずぐずぐずし、いい加減にしなきゃと思って起きると3時45分であった。4時半に暖房のタイマーがONになるので、本格的に起床。図書館から借りてあった算数の問題を少し解く。
 
それまで順調に楽しくやってきたというのに、図形問題になった途端、全く分からなくなった。軌跡のイメージができないことに驚いた。
少し調べると、それは空間認識能力不足が原因であるらしいことが分かった。
 
空間認識能力の具体的な例として
・鉄棒で「逆上がり」をする際に自分の身体がある場所が分かる。
・自動車の駐車の際、駐車スペースの距離感や車の向きが感覚で判断できる。
・目の前にあるコップが手が届く範囲にあるかどうか理解できる。
・飛んでくるボールの位置や距離を瞬時に判断し、うまくキャッチ(回避)できる。
などが挙げられていた。
 
私は逆上がりは生涯で数回しかできたことがない。トライしたことも数回だと思うけど。駐車については何度も書いたとおり、前も後ろも下手であるし、後進はイメージできない。
コップは掴めますが、ボールは子供の頃、殆ど無理だった。だから、物の受け渡しに、放られるのを異常に嫌った。行儀側面からではなく。
球技が大嫌いだ。ドッジボールには当たってもキャッチボールは続かない。回避もキャッチも苦手だったので恐らく今の方がいいくらいだと思う。大学1年のときに体育の授業があるのにも驚愕したが、生まれて初めてテニスラケットを握り、案の定な展開で、軽く死にたいと思った。以降、体育の授業は出席しなかったので、単位が足りず、仕方がなくスキー授業を受けた。スキーは滑るところが怖くて嫌いだけれど、滑り落ちていけば単位が取れた。
 
話が反れたけれど、記事には、LDやADHD・アスペルガー症候群などの発達障害と想定されるうちの何割かは空間認識不足ではないか、運動音痴もそのせいであることが往々にしてあるのではないか、ということも書かれていた。
 
別の記事には「不器用な人は、この能力が低いのでは」とか、「対人関係における距離の取り方などの感覚も、空間認識能力と関係があるのだろう」とか書かれており、朝からさんざん駄目だしをくらった気がする。
オセロが出来なさすぎるというのも、そういうことなのだろう。
 
なんだか自分は他の人に比べて、できることが少ないような気がするのだけれど。質も量も。
 
でも、どうして人は、正方形を滑ることなく直線上を転がしたときの中点の軌跡を分かったりするのだろう。すごいなあ。私は分かんないので、この問題は飛ばそうかな、どうしようかな。
 
私はクイズもパズルも好きだけれど、ときどき答えが下らなくてつまらなくてがっかりすることがあるので、その点、算数問題はいい。あまり愚問というものもなければ、正解もあるし、下らない正解というものはない。
 
あ、今は消滅した「関心空間」で、テキストを普通にすんなり書かないで、ご自分の仕様というか意匠というか、とにかく読みにくい文章を書いてらした人がいて、読みにくいので読まなかった。関心空間以降は別ブログで書かれているけれど、ある時ふと思いついてテキストをコピーしてメモ帳に貼りつけて整形して読んだら、ちゃんと読めたし、興味深いこともたくさん書かれているのに気が付いて驚いた。