角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

大根おろし。

 

卒業が近づいたので、大根おろしの作り方でも書いてみる。大根おろしは、大根を持っておろし金でおろす。それだけ。
ご家庭で7㎝くらいをおろすのならともかく、もすこしたくさんおろすとき、手早い作業のためのコツというのは確かにある。
それは、力を入れること。それだけです。
大根でおろし金を撫でてたって終んないから、大根をおろす時は、自分の動作に集中して力をこめる。仕事の手早さを実現するにはフィジカルな力や集中力が必要なことが多いみたい。以上、大根おろしのお話でした。


昨日は陳健一先生の授業があって階段教室でデモをみたあと、実習に入る。毎年1度は陳先生の授業があるので、今回は2度目。大変大きな声できわめて分かりやすい授業だった。我々2年生は宮保鶏丁(ゴンバオジーディン)だったが、我々の班が近かったこともあり、ほぼ先生がつきっきりというか、ほとんどを先生が仕上げてくれたような感じ。つまり我々の班では、先生がつくってくれた宮保鶏丁をありがたく食することになったので、これは嬉しい。四川なので辛い。辛いけれどとても美味しい。またしても自班4名は美味しさのあまり、にやにやしながら食するのだった。 

我々に教えるときと、ご家庭の主婦に教えるときは作り方が違うと仰った。またテレビ番組の話にふれ、なんとか対決のような番組は審査員が自分の店のお客様だったりするので、それぞれの好みを熟知しているから、たとえば塩のきついのが好きなA審査員と辛さの苦手なB審査員では作り分けた違う味の皿をお出ししているそうだ。

レシピでは各分量が子細に書かれているけれど、先生は、味噌汁を作る時のことを考えてごらんと仰る。いちいち出汁分量から味噌のグラム数を割り出して計量してますか、と。たいていは目分量で入れる、ちょっと味見をして確かめる、それで味が決まるでしょうと。それは経験から味噌というものを知っているからだと仰る。だから、料理はつくってなんぼのものだし、つくらなければ何も分からないと言われた。

茄子を揚げてから薄い味でさっと煮るととても美味しいので、いそいそと帰宅して米茄子を揚げた。そして味醂と間違えてごま油を投入したのだった。
道はけわしいと思う。けわしすぎる。