角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

さかな。

 

一年に0.8回くらいは頭が痛くなることがあって、今日がその日だったので、誰とも口を聞きたくなくて、必死に本を読んでる振りをして過ごした。作った城は壊さなきゃならないってことなんだろうけど、砂の城が大きいほど、攫う波も大きいようで、テンションは見事に落ちまくる。

こういう日は人と話さず、目を合わさず、授業が終わったら猫のようにすりぬけて静かにかき消すように帰るのが一番だ。毎日かき消すように帰るけど。
前に、クラスメートの人から、なぜそんなに帰るのが早いのか、と聞かれたけれど、答えに窮した。

私から見たら、ひとがなぜそんなにぐずぐずしているのか、理解できない。

あるいは私は何かヒトとしてすべきことをしていないのだろうか。私に質問した人は、私が一目散に家庭に戻るのだと考えていたようだ。

私の家にはエビもカニも夫もいない。

さかなくらいはあってもいい気がするので、あした晴れたら、死んださかなを買いにいこう。