角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

常駐鰹節。

 

一月の末に息子が引越し、空いた部屋はリフォーム案件となり、今見積り待ち。これが確定しないと、私は次のアクションを起こせないため、落ち着かない。
 
私はミニマリストではないけれど、部屋の平米数が約半減するため、どうしても現状のままでは収まらないので、処分の鬼となっていた。それもあと僅かで終わる。
 
今回の処分にあたり、amazonマーケットプレイス、ヤフオク、リサイクルショップ、bookoff、そしてジモティを利用し、箸にも棒にもかからないものは、便利屋さんに廃棄をお願いした。
 
各売上から処分費用は捻出できたものの、リサイクルショップでの処分は、以前にも経験したくせにまた同じ間違いをしでかしたと思う。持ちだしになってしまった。
あちらはご商売であるから当然のことなのだけれど、まだ十分に利用価値のある什器備品、中には店で使用するために購入し、未使用のままだった食器などもあったが、それらをたくさん持ちかえって私がお金を支払う、というのは、意味は分かるけれども、極めて後味の悪いものだった。母が持っていた狐の襟巻なんかがあったけれど、それこそフリーマーケットなどがあれば、喜んでいただける人にお譲りした方がずっと良いと思った。
  
大型のものは全てジモティを利用した。売り値はほとんどつけなかった。テーブル類は5本処分した。
なかでも最後まで迷ったのはダイニングテーブルで80×160の天板の大きさは重宝した。子供が生まれる前の年に購入したと思う。当初座卓だったので、つたい歩きの写真もある。表面にも裏面にも落書きやら傷があって、無料で引取ってもらうにしても、切ないくらいに使用感があるし、その使用感は私にとっては愛着なのだったが、どうしても大きすぎるので処分を決めた。
DIY資材としていかがでしょうかと掲載すると、あっという間に引き取り手が決まった。やはり削ったりなんだりとリメイクなさるとのこと。
 
今残っているのはパソコンテーブルひとつと、植木用に使っていたちゃぶ台ひとつだ。ずいぶん私はテーブル持ちだったのだと思う。
 
カーペットも捨てたため、フローリングが剥きだしになり、大きなものがなくなって否応なしに部屋は広くなり、陽ざしが翳ると、寒いことこの上もない。
  
部屋がいよいよ本当に寂しくなるのはカーテンを外した時だ。カーテンを外すと途端に部屋はただの箱になる。
ああそういえば、テレビも処分した。あることを忘れているくらいなので、困らないと思う。
気が付くと、私はラジオを持っていないし新聞もとっていないし、固定電話もないし、ヤクルトも飲んでいないので、そういう話を人に言うのはどうなのかなと思うけど、自分でもびっくりだ。
 
ヤクルトは美味しいので、あれば飲むけれど、ラジオは多分あっても聴かないと思うし、新聞を購読している時分でも私は無知で無教養だったので、無問題だ。
 
でも最近は、店をやっていたときに購入してそのままストックとなっていた味醂も酢も醤油も鰹節も残り僅かとなってしまい、継続するとしたら迷わずこっち、鰹節派なのだ、私は。
自作の味噌は今年一年分はある♪