シメサバを仕込んでみた。鮮度さえ間違わなければ簡単にできる。まだ口にしてないので、出来は知らない。
ここ数日、備品をリストアップして購入計画を作成中。
厨房機器などの大きなものはお任せで搬入してもらうことにした。それ以外の調理器具、食器、消耗品、調味料類の仕入れ、などは全部ひとりでする。特にひとりでしたいわけではないけれど、これは自分の仕事だ。
まず自宅の台所にあるものを全て書きだしてみた。それから蕎麦店での自分や清美さんや店長の動きを振り返り、周囲に何があったかを思い出す。それらをデータベースにして一つひとつ要るか要らないか考える。自宅にあるものを流用することも考える。
新規購入が必要なものについては、おおよその金額をamazonで調べて記入。今ココなのだけれど、それが終わったら中古ならどの程度のものがどのくらいかを調べて、必要経費を算出する。
内装と外観工事の見積もりは確定したので、それで予算額はいっぱいになった。物件取得費と、その他の一切が追加項目となるので、最終的にどこで留まるかまだ分からないので、震えがきそうだ（笑）。ざっくりと概算を心づもりしていたけれど、やはりそれを大きく上回る。
運転資金を相当額残しておかなくてはいけないので、全て自己資金というのは、その点で厳しい。月内に店はできあがる。そこから備品調達やら搬入がはじまる。開業はまだまだできないけれど、その間、家賃は発生するし、売り上げにはならない仕入原価やランニングコストが発生する。火力とか動線に慣れなきゃいけないので、自宅で試作、というわけにはいかない。
開業まで、というのはこんな感じだ。というか、こんな感じでいいんだろうか。具体的なことがまるで分からない。毎日不安になる。まがまがしい様々な事態も頭に浮かぶ。
けれど、どんなことがあったって、命まではとられない。今までもそう考えて生きてきた。でも、それってそんなに心強い考えでもないような気がする。とられちゃった方が良いような境遇だってあるんだと思う。
来週から着工なので、毎日差し入れするのが常識なのかなあ。そんなことも私は分からないでいる。
