角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

まるやま。

 
肩腕の体操をまじめにこなしていると、調子が良いので、完治する気満々で、ついでに気候の良いうちに基礎体力増強を狙い、目覚めたなりに起き出して、歩いてみることにした。本日は十日目。6月らしい針のような雨が降っていたので傘をさして歩く。
行く先は四方八方、その日の気分に合わせるけれど、程よい距離に円山公園があるため、毎日ここでもいいのではないかと思ったり。
  
雨の日はジョギングの人とかウォーキングの人はどうなんだろうと考えて歩くと、やはり似たような人はいるものだと感心する。歩く人も走る人もいた。
歩く人の格好が殆ど似たり寄ったりなのがおかしい。帽子と首のタオルに白い手袋マスト。
 
以前はその白い手袋になんの意味があるか分からなかったけれど、自分でやってみると、日焼け防止なのだと理解した。手はとてもよく日に焼ける。
  
  
ところで烏というのは、まるで恐竜のようだ。遠くの烏を薄目で見ると、恐竜シルエットそのものだ。こういうのを血は争えない、っていうんだろうか。
  
先日の早朝、ベランダでストンという音がして跳ね起きた。カーテンを開けると恐竜が首をかしげており、ひとんちのコールマンのあのドライ用ネットを、掛けてあった金具から外して落とした音だった。何も空のネットをかけていたわけではなくて、中にはイサキの開きを入れていたから、ついうっかり外にとびだそうとして気が付いた。
 
さて、烏は人間の素のまんまを見たことがあるだろうか。衣服は羽のようなものだろうか。
 
烏がそれ以上、だめなことをしないように、烏から目を離さないようにして着衣行動に及んだけれど、鳥といえども、恥ずかしかった。まだ首をかしげてやがる(笑)
 
イサキは無事だった。思ったほど美味しくなかった。ごめんなさい。
  
  
鳥で思い出したけど、いつぞやの夕方にベランダを開放していて、何か視線を感じて見上げると、上に畳んだブラインドの羽根に、スズメバチがとまっていて、凝視されていた。こんなところにまで来るものかと一瞬思ったけれど、どうみてもあの大きさはスズメバチ。後で調べたら、いるのだそうだ。
  
ちらっと見ると、なんだかギリギリと歯ぎしりしてそうな獰猛な顔をしていた。最強説を思い出して困ったなあと、カメラ機能を触っているうちに飛んで行った。
このときは服を着てた。いつも着てないなんてことはない。ったり前です。
  
 
森の中で烏を見かけたらぜひ薄目でみてみてください。ジュラシックな気持ちになります。
特に雨の日は。