角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

ごっこスペシャル

 

雪まつり期間なので、お店は結構忙しい。昨日も11時頃の帰宅となった。気持ちは高揚しているけれど身体は疲れ切って、朝は起き上がれなかったりもする。ついでに店で火傷もした。
でも、借りたものは返さなきゃいけないので、図書館へ。読み切れていない第1巻をもいちど借りて、それからスーパーを回り帰宅。
 
夕方になって何だか熱感があるので計測すると36.2度あった。それが高いのか低いのかは人それぞれだけど、30分くらい経って再度計測すると36.4度にあがっていたので、このままいくと5時間後には38度を超えるのかなと思って焦ってコンビニに行ってポカリスエットION WATER 500mlを2本買ってきた。
 
山なのか峠なのか知らないけど、もしかしたら今晩中にあれかもしれないと思って、大急ぎで部屋の整理を済ませ、洗い物も済ませ、洗濯は午前中に済ませたのでいいけど、布団も敷いて、かっこよく言うとベッドメイクをして、まあとにかく不測の事態はいつやってくるかわからないので、いろいろ済ませてから、熱を測ると少し下がっていたので、夕食にして、普通の夜になった。病気ごっこは多分終ったのだ。仮にインフルエンザに罹患したとしても、病院に行くつもりはさらさらないので、回復するかしないかの2択であって、その中間は無いのだと思う。 
 
それはさておき
ポテトサラダはお好きでしょうか?
 
私は今までポテトサラダのことなんか考えたこともないけれど、たくさんの人がお好きなメニューなのだということに気がついた。というのも、先日の知人との飲食店に関する短いやりとりの間で「ポテトサラダは要るでしょう」みたいな話をされたので調べてみると、さまざまなハウツーがあることに驚いた。いい加減なアレンジにもちょっとびっくりした。想像もつかないものを入れる人もいるのだということを知った。
 
それで結構ポテトサラダのことを真剣に考え、実際に作ってもみたけれど、自分がどうでもいいと思っているものはどうでもいい味しかだせなくて、おいしい味を知らないということは、その味も、それ以上の味も作れないのだということを実感した。
 
さらにもう少し調べたり考えたりしていくうちに、ひとつのお店に行き着いて、自分のやりたいことはこれなのではないかと思った。
コンセプトのところでものすごく迷っていたのが、すっきりと払拭された気がした。人から何か言われるたびにぐらついていたし、逆方向、つまり自分の作りたいものから考えるにしても、それはそれで随分と迷っていて、定食にしようか、朝食はどうだろうと考えたりしながら、どれも納得できる答えにはならなかったのが、やっとすっきりした。
 
何か強く志向することや、こだわりを打ち出したり、カフェと雑貨などの異業種をミックスしたり、ビジネスカフェみたいな意味合いを付加するとか、それはそれで店主の考えなのでいいのだけれど、自分に関して言えば、そういうのは向いていないと思った。
私はあまり何かにこだわる性質ではないのでたとえばマクロビとか、オーガニックとか、ロハスとか暮らし方を主張するほどの主義主張は持っていないし、大ざっぱで飽きっぽいのだから、無理しない範囲で出来ることを大げさでなくて、淡々と真面目にこなせばいいのではないかと考えた。
媒体を使って記事広を出したりなどという宣伝手法も私はしない。むしろ特別なこだわりの全くない店にしたい。先日の知人の言葉で、逆にそうしないことを意識づけられた気がするので、有り難かったのは事実だ。
何らかのこだわりの店であるよりも、店のスタッフが全員きちんと正しい言葉遣いができたり、店の隅々まで清潔であるようなことの方が長い目で見るとずっと大切だと私は考えている。正しい文章は書けてないけど。
 
それでその素敵なお店というのは、ホームページがものすごく良くて、自分が作りたかったテイストの先を越された気がしたし、食べログの評価を見ても、こういう評価が私は欲しい、というようなコメントを得ていたりして、憧れのお店になった。目標にしたいお店が初めて見つかったので、気持ちが楽になった。このお店では人を募集しているけれど、若い人となっているので、私は行けない。それに第一、東京にある。だから行ったことがない。
 
何か月もかかってやっとコンセプトを落ち着けたけれど、採算のシミュレーションとか、初期経費の試算とかはこれからなので、その辺を何とかしなくてはならない。それからメニュー決めとなり、そこから商品価値を高める練習になるけれど、ポテトサラダが外せないのはよーく分かった。