角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

牛乳の隙間。

 

私はアルコール依存症になってはいけないので、缶酎ハイを飲むのをやめました。ここしばらく買ってません。日本酒の純米酒の一升瓶が手元にあるのですが、これは調理用なので飲もうとは思いません。
代わりに牛乳を飲むことにしました。けれど、牛乳は、いつどの時間の隙間に入り込ませたらいいのかわからず、捗りません。
 
 
引用はじめ--> あれほどすぐれた生活技術をもちながら、ついに本能のワクから抜け出せず、そのために過去をくりかえすだけで、決して新しい未来を発明することが出来ない <--引用おわり

という文章を読んで、自分のことのように思えたけれど、アリについてだった。アリほどのすぐれた生活技術を多分私は持っていない。
 
年末に購入したうちの最後の一冊を読み終えた。木村陽子という人が書いた大変分かりやすい、素晴らしい本だった。自分は漢字などは結構読めるけれども文章を読めない人間であるうえ、ストーリーだけを追ってしまうタイプなので、根っからの読書人ではないけれど、そんな半端者にも最後まで読み終えることのできる文章だった。あとがきを読んだら一般読者に向けて平易な文体・内容に書き下ろしたとあるので、納得した。
 
その作家の本を読みたいと気持ちは逸るけれど、何から着手して良いか分からないので、このあと、実子が書いた人物伝を読みたい。けれど、図書館から借りるのはとても億劫だ。第一カードがあったりなかったりして、今、あるのかないのか正直に言うと分からない。何度かカードを紛失したり出てきたり、仮カードを作って本カードに切り替える前に、しばらく足が遠のいたりして、わけがわからなくなった。
一日では読み終えられないし、付箋をつけて読みたいし、行くたびに貸し出されずにあるとも限らないし。いっそこの本もあの本も年末に大人買いすればよかった。
一生かけてでも全集を読みこめたらいいと思う。そこまでのめりこみたくない気持ちはあるけれど、きっと夢中になった方がいい。ずっといい。
 
もし、そうやって対象のすり替えがなんなくできるならば、その方が誰にとっても無害でいいに決まっている。