角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

大根おろし疲れ。

 

近所の店で卒業生が働いているというので、昼ごはんをいただきにお邪魔した。人がいなかったので、少し話す。会計の時に、実習は体力勝負なので頑張ってくださいと言ってくれた。
 
私がずいぶん不安がってクラスの誰かれをつかまえては話していたとき、ひとりの人が、ぽつりと「でも、楽しみですねぇ」と言うので、ああそうかと思った。

そうだ、私は楽しみにして楽しめばいいんだと、今さらながら、不意を衝かれた気がして有り難かった。彼女は学校を卒業してからずっと飲食関連のパート・アルバイトをこなしていて、事務のような仕事はしたことがないと言った。

私は彼女が昨年までスーパーの惣菜部で揚げ物や惣菜作りのパートをしていたのを知っているし、今はホテルの厨房のパートであることも知っていて、彼女はどういうふうに生きていくんだろうと、一度ならず考えたことがあるけれど、彼女は実はとても楽しんで仕事をしているのだった。若い人に励まされたと思った。
 
一方、年長の女性がいて、彼女は自分が愛用している疲労回復のサプリメントをわざわざ学校に持参して、私に飲めと差し出した。頑張れと応援メールをくれた。
 
私はなんだか幸福なようだ。
 
 
校外実習初日はふつーに終了した。面白くてたまらなかった。
途中、制作物をスプーンにのっけて味見をさせてくれたし、しめさばも尻尾の方を切って味見をさせてくれたので、それだけで私は嬉しい。仕込みをたくさんした。で、いちばん先に大根おろしをたくさん作ったのだけれど、おろし金で親指をおろしたので血が噴き出てしまったくらいは、全然わたくし的には無問題だ。痛いけど。もちろんそのあとの衛生処置と管理は万全だ。

「それ、みんなやるよね~」とか言われたけど。
8時過ぎには、上がって良いと言われた。
 
「もみじおろし」と1行、メッセージのリプライをよこしたのは、愚息。
 
 
立ちっぱなしは足腰にくるので、もう寝ようと思う。