角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

火を見るように雪を見る

 

あの、どうでもいいですけど、ソファって使いますか?
私は使いません。テレビを見ないのでパソ前にいるか立ち仕事をしてるかどちらかです。なので機会があれば捨てようと思います。さっきレイアウトのサイトを見ていて、どんな狭い部屋にも一応ソファ様のものがあるのに驚いた次第。

さておき。
えーと、教習所で言われたのは、まず「遠くを見る」だった。
本日の国道は、遠くを見ても何もなかったので、ぞっとした。吹雪というほどではなかったけど雪降りだったため、曇天と道路脇の雪の壁の境目がわからなかった。

帰り道は岩見沢かどこかで少し吹雪いていて、私の前の練馬ナンバーのマーチが凄い勢いで吹雪から逃げるように飛ばしていった。目印がなくなるといやなので、追いかけようとしたけどかなりの速度で走ったようで、すぐ見えなくなっちゃった。
路面はもちろん、たいらではないので、車内でお話しとかしたら舌を噛みそうだ。私の車は必要以上に揺れるみたいで、走っているうちに車がバラバラになりそうだ。そのせいで車にのるとおなかがすく。

2車線のところは2車分の轍があるけれど、車線変更のときは轍と轍の間のノーマーク(笑)の路面を超えるときに、スリップの危険があることを学んだ。
本日は随分ハンドルをとられて、これじゃあハンドルをつかまえている意味がないんじゃないかと思った。それでも往復6時間は運転できたので良い練習になった。夏と比べてやはり時間がかかっている。

全く遊んでいる場合ではないんだけど、運転したくてじたばたしていたので、遠出した。
市内の公園でスノートレッキング、といえばかっこいいけど、歩くスキーをしようと考えていたのを朝になってから変更してアルテピアッツァ美唄に向かった。

関連ブログを検索したら、冬が一番好きだと書いてる人がいたが、その通りだと思う。
熊注意もなかったので、冬眠中なのだろう。静けさを求めて行ったのに、一番うるさいのは自分だ。シャカシャカとトレッキングパンツの擦れる音とか。
立ち止まると、静寂。完全な静けさだ。絵画の中に入ったような静寂。
普段どれほど騒音にさらされているんだろう、ひどいもんだなあと思う。私はウインドウショッピングを滅多にしないが、まちのなかは騒々しくてかなわない。

ゆっくり散策すると、薪の燃えるにおいがして、ふらふらと珈琲屋さんに入る。去年と同じ場所に座った。薪がはぜた。同じことを考えていた。
私は雪を見た。多分、あなたが火を見るときのように私は雪を見る。