角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

寒戻る3月

 
打ち切りになる仕事といえども捨て科白のような仕事はしたくないと思っていたら、時節柄イレギュラー仕事が入ったりして、嵐の前の静けさではなく、静けさの前の嵐状態にある。最近では珍しく土曜日曜フルタイム以上を働いた。
 
さて。
 
パートの主婦がいる。履歴書を眺めて、期待しまくりんぐで採用した人だ。打ち切りになった仕事のために採用したので、通いはじめて2日目くらいには、彼女にごめんなさいをした。
 
そのせいかどうかは知らないけれど、ことごとく間違う。
 
もうフルスペックの勢いで間違う。自分の説明の仕方が大いに不十分だと思うし、自分自身も毎月、困惑するような面倒な作業なので、初めてだからしようがないかもしれないけど。
 
前週の間違いを土曜日にやり直しした。で、月曜日に彼女が大変恐縮したので、早さよりも正確さ重視でお願いしたいとお伝えした。数字作業なので、ひとつ間違えば以下ぜ~んぶ出鱈目になるからだ。
 
その仕事は、たまたま苦手だったのだろうかと今度は別な作業をお願いして、さきほどチェックをすると全て間違われておられた。
 
時間がないので、自分で何とかすることにした。というのも変な話だと思う。
 
何ら生活にお困りではないと言う主婦の人に私はパート代を支払う。微々たる金額ではあるが、それは私の命を少し削り取るようなものだ。
 
あるところにはあらしめ、ないところからむさぼりとる逆転の構造をいつも不思議に思う。
 
わたしは人生の溜飲をどこでさげたらいいんだろうと時々考えるけど、よーく考えたら、先日書いた地方都市の庭付き戸建てがどうしても欲しいかというと、別にどうでもいいので、いろいろどうでも良くなった。
 
ときどき凶暴な気持ちになって、気持ちがうねるときは気持ちの底から憎悪のしぶきがメインストリームに交じったりするので、自重と自戒の厳戒態勢の中、しずかにしずかに仕事をするが吉だ。
 
ああ眠いし寒いし空腹だ。
 
んん、ギュッとして欲しい。
 
とかいうと、さしづめ後ろから首を絞められたりするんだろうないやはや。
 
とか下らないことを書いてる時間があるんなら、仕事をしよう。倍速で仕事をしよう。お天気概況では嵐になるらしい。
 
私は今、角度というよりは、速度だ。