角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

親孝行をしたいときには

  

蕎麦屋がない。 

あるはずのところに、新手の蕎麦店が看板を出していて、まさかあの「札幌で5本の指に入る」といわれる蕎麦屋が、と思ったら右折と左折を間違えており。徒歩だけど。
私は別に話題をつくるために道を間違えたり、忘れ物をしているわけではなく、心から間違っているので、お気づかいなく。

母が無類の蕎麦好きなので、何店こなせるかは分からないが、美味しいと言われる蕎麦屋に連れていこうと思った。その前に、自分が下調べ、ということで有名蕎麦屋の引き戸を開ける。っと。

どなたの五本指なのかは知らないが、食は好みの部分が大きいとはいえ、かくも様々であることを認識しつつ、いただいた。

私は激しく蕎麦に傾倒する者ではなく、よくわかんないのでごちゃごちゃ言うこともないんだけど、美味しい食事の後って、嬉しいのに、美味しくなくはなかったんだけど、嬉しい感じにはならなくて、ああ、母をここには連れて来れないなと思ったら少しさびしくなった。

蕎麦つゆは、実は、母の作るのがとても美味しいので、いっそ蕎麦粉を買って自分で打てば、と言うと、
昨今の蕎麦粉についての云々を語るので、生返事をしておいた。
私はB級シチュエーションの立ち食いそばを手繰るとか、そういうのが好きなので、特にこだわりもないけれど、母の気に入る蕎麦屋は、見つかるかなあ。

あ、そういえば、私のこだわり中のこだわりがあった。


駐車場の広いところが好きです。