角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

転石。

  

お昼といっても3時すぎだったけど、お弁当を食べる時、少し喉が詰まりそうになった。
このお弁当は、店舗調査のまねごとをして2店目のお店で買ったものだ。
そこは、自分にとっては、はるか遠く知らないエリアで、早朝に何度も練習して何度も道を間違えた。
1店目は前進で駐車した。2店目は後進で駐車した。3店目には黄色いチケット発給機があった。

火の輪をくぐるような数々の試練とともに、購入したお弁当だ。
そして箸をもらい忘れて、自宅まで持ち帰ったお弁当だ。

ほんとは、私は、がてん系のヒトとかがトラックの中でお弁当を食べる姿に憧れていて
自分も車の中で食べようとしたんだけど。
自車にはカセットテープの入れ口はあるが、カップホルダーがないこともコーヒーを買ってから気がついた。


自宅をでるときは、いつも「無事で帰って来れるとも限らない」と考えている。
今日は、玄関先でマンションの管理人さんに出くわしたので「来月引越しする」と伝えた。
母と一緒に住むことにした、と教えたら、「それはいいことだねえ」と2回言われた。
私が「いいこと」をする機会は滅多にないような気がするので、少し嬉しくなった。

私は、自分がどこに転がっていくのか、いまだに見当がつかない。
それは、楽しいことなんだ。

不安感をワクワク感に全文置換する能力だ。

なんか今日はイイヒトっぽいトーンなんで、熱でもあるのか、自分。