角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

3月になれば。

 

変則シフトが多く、基本シフト通りの週がなかなかない。先週もよく働いた。
ゆきまつりの済んだ後から大雪が降るのは毎年のお約束で、今年も大雪が降った。陽射しが強くても気温は低いので気持ちばかりが先急ぎする。引いたり引かれたりしながら春になる、はずだ。

 

スーパーで金柑を買った。リンゴも買った。毎年のこの時期に一度は金柑とりんごのジャムを作る。実に美味しいけれどもう少し酸味の強い金柑の方がより良いと思う。

2月の初めころが味噌の仕込時期であるということを完全に失念し、今年は味噌作りをしなかった。現在は一昨年の味噌を消費中で、昨年に仕込んだ味噌が手つかずある。恐らくこれっきりで味噌作りは終了する。

醤油、味醂、酢は一升瓶で購入していたが、醤油と味醂は700ml程度の瓶に置き換えた。じきに酢もそうする。サイズダウンしていってあまり残り物を残さない生活にシフトする所存。味噌もその一環だ。梅干しはとうにやめた。とはいえいつかの梅干しがまだ残存している。

 

春には春のやり方があるんだろうけれど、私は時間の使い方が下手だ。とりもなおさずそれは命の使い方が下手だということではないか。私は下手に生きているのではないか。
無駄な時間をいかにして減らすかを考えた時、でたらめな時間がどんなに好きかということにも気が付く。
あるいは私はでたらめによって生かされているのかもしれないとも思う。

まあものは言いようなのだね。

 

たまたま昨日youtubeで「還暦からの趣味を挙げてけ」という動画を見つけ、なかなかみなさん精力的で楽しそうだと思った。そしてこれまた偶然だけれど、今日のpresident onlineで平野悠というひとの記事を読み、恋い焦がれるように音楽を聴いていたころを大変懐かしく思い出した。平野さんという方はライブハウス「ロフト」の創設者だそうで「1976年の新宿ロフト」という本を書かれている。


1976年と言えば私が24歳で地味で野暮ったい事務員として会社勤めをしていただろうか、上半期まではそうだったに違いない。
下半期には一度目の結婚をすばやく離脱して2度目3度目の仕事をしたり職を探したりしていた面倒くさい時期だった。起業するのはまだ先の話でカゲもカタチもなかった。

そんなことはどうでもいいけれど、とにかく音が懐かしくなったので、当地にも何かそういう当時感覚の店がないかと探したが、夜営業の居酒屋ばかりだったので、お酒の飲めない自分の行く場所はなかった。
そこから妄想がはじまって、もし自分が何かをするなら、と考えはじめた。
以前からとても気になっていた「老人食堂」の構想も一緒くたにして考えはじめた。

それを無駄な時間というのかもしれない。


さて。今日の夕食は焼売を作って蒸したてをいただこうと思います。グリンピースはありません。