角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

たのしい乗り物。

 

月が替わるとすぐに複数冊を発注するが、前月は下旬に追加発注をした。分かってはいたものの、それだけで今月を乗り切れるはずもなく、先日発注したところ。読みたいから発注したので当たり前だけれど数日前に届くと読みふけってしまい、隙間時間に旅行先を検討するという大娯楽的日々を過ごす。
今年の旅のキーワードは「秘境駅」とか思い立ち、そのわりには秘境ほどでもない普通の無人駅あたりを目下検討中。その前に見たい展覧会があるので東京に寄る。東京は久しぶりなのでぼんやり覚えている数年前とはずいぶん様変わりしているだろうと思う。

ああ明日は美術展の紹介本を買いに行きたい。秘境駅の本も買いたい。
本の合間に本を読むというような。それから見たい映画もある。amazon primeに再び課金なしで登場したので再度見る予定。

年寄りの日々というのも結構忙しいものだ。疲れるので一日にこなす用事はひとつくらいしか。あれもこれもと欲張ると疲れ果てる。
よくそれで旅行ができるものだと考えるけれど、旅行は用事ではないし。

春先の予定のほかに秋のプランも考えてしまった。春はどこに行くにしても先か後かに息子宅を訪問するのでそんなに遠くまでは行けない。そのかわり秋は気の向くままに財布が許す限り行きたいところに行く。

息子一家が帰省しなければ、年に一度しか会えない。帰省したところで二度だ。
それであと何回会えるかとたまには思うけれど、考えても分からないことに無駄な時間を割くことはやめる。

せいぜい旅費を貯めるべく私は仕事をする。
面接のときも私は旅行費用捻出が働く目的だと言った。

そういうのは結構嫌われるとまでは言わないけれどおおっぴらに宣言しなくてもいいことなのだと私は最近になって理解した。同好の人がいたら語り合いたいと考えていたのだけれど同僚の中に旅行をする人はひとりもいなかった。

いつも思うのだけれど、若い頃の彼女らが専業主婦または扶養内パート主婦として暮らしていたころ私は睡眠時間を削って死にもの狂いで働いていた。だからそれが逆転していると捉えるならお互いにそんなに大差がないと。まして私は彼女らよりも数年か十数年年長であって、みっちり働ける時は過ぎたので羨ましがられる要素は特にないと思うのだが。

いずれにしても独り楽しいことは口にしないのが大人のふるまいなんだろうか。