角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

諦められなくても諦める。

 

ふっくらとみっちりと整然と並んでいる様子にいつも心惹かれてしまい、ただ捨てるには勿体なくなんとなく取っておく。きれいに洗って乾燥させて冷凍庫に。


南瓜の種には何だか弱い。捨てることがいつもできない。


といってもシーズン到来後せいぜい3回くらいのものだろうか。3回分の種ストックを見つつ4回目以降はやはり捨ててしまう。
なんとなれば、どうしようもないからだ。
炒ると食べられると書いている人もいるけれど、一度やってみたら外殻がかたくて「美味しくいただける」ほどではなかった。
炒った種に熱湯を注いでパンプキンシードティーを飲んでみたこともあるが、特に飲まなくてもいいかなと思った。
いちいちあのかたい外側をはさみか何かで割って中を出したところで極めて小さくうすっぺらいものでしかない。時間の無駄であるような気もした。
販売されているかぼちゃの種は外殻をとってなおあの大きさなのできっと種類が違うのだろう。

そんなわけで強く心を惹かれつつ諦めることになる。
果せなかった夢や叶わなかった想いのごとく。
冷凍庫に保存されたかぼちゃの種は年内に捨てられる。

これ、毎年繰り返してる。