角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

身も心も。

 

何日かかけて部屋の整理をしていた。
捨てるものを分別したけれど、とりわけかさばるものについては、ひとまとめにして知人の便利屋さんにお願いする案、リサイクル&ゴミ捨ての業者さんにお願いする案、市の大型ごみシールを貼って回収してもらう案、の3案をぐるぐると考えた。
 
なかでも問題になるのはオイルヒーターだった。古いDBK製品でどこも痛んではいず、十分に実用可能なものを使わなくなったからといって廃棄するのは心苦しいけれど、ヒーターだけをオークションの業者さんにお願いして売却できなかった場合は、引取るだけで便利屋さんに助けてもらう必要がある。なにしろ重いのだ。ジモティーで差し上げるのもいいけれど、知らない人とのやりとりが少し面倒だった。
 
何日も考えた結果、大型ごみとして市の回収を予約した。今朝がその日だった。
オイルヒーターを外まで持っていけるかどうかは、案ずるより云々で、私は少し賢かった。小道具を使って難なくクリアしたので、不要品処分は、来月の「燃やせないごみ」の日を待って一旦終了する。
人手を介さずに自分でなんとかする方が身も心も軽快になるのだと知った。
  
ところで、買い物から戻ると郵便受けにメモが入っており、申し込んだ大型ごみが見当たらず収集できなかったそうだ。
 
収集センターに申し込んだうちの1点は木製の花台で、それだけをリサイクル扱いとした。
リサイクルと通常回収とは車が違いますとその時に言われたが、その花台が見当たらなかったようだ。
本当に別々に収集にきたのか、だとするとどちらが早かったのか、どんな状態だったのか分からないけれど、往々にしてこういうことがあるようだ。回収シールを購入して貼った時点で自治体の所有物になり、そういう行為は窃盗になるそうだ。せっかく来てもらったのが無駄になって残念だ。
だからといって、ご自由にお持ち帰りくださいと貼って玄関先に置いても、すんなりその日にさばけるとは限らないので、なかなか難しい。
 
ああ、まだ本がある。
これはあちこちで売ったりして手持ちをできるだけ少なくしたい。
 
こうしてはいられない、というような小さな覚悟のような気持ちで掃除だの整理だのに励んでいるのは、ある種の怒りに起因する。
 
とても嫌な書き方をするけれど、私が斯様な駄日記をとびとびにも書き続けているのは読んで欲しい人が一人いるからだ。読んでもらえなくなった時点で書くのをやめようと思っている。
けれどそれを私が分かることはない。それでぞっとするのだ。
書きたいことも話したいこともそれこそ一生分、ある。
  
もしいないなら、もういないと、夢枕に立ってくれてもいいじゃないかと思う。絶対に解るはずだ。