パートを辞めて4日目になる。
4日間で2回雨が降った。先日のは酷い降り様で雷も光れば雷鳴もとどろき、呆気にとられる一日だった。
パートを辞めて一番先にしたことは毎朝5時半にセットしていたスマホの目覚ましを解除したことだ。
にもかかわらず5時22分に目をさましたのが2回、4時過ぎに起きてしまったのが1回。それでも目覚まし音にびっくりしない分ストレスはかからない。目を覚ましていようと眠っていようと音に驚くことは変わらないので、その度にドキドキしていたので心臓に良くないのではないかと考えていた。
当たり前だが雨の日は特に退屈なので、退職後に何をしたらいいかとプランを検索すると必ずや再就職口を探すというのがリストに入っている。
そうではないのだ。
完全リタイアというか体力的などの理由によってもはや就業できなくなったものの別に寝たきりでもなければ日常生活は普通におくれるという場合に何をするといいのかを私は知りたかった。
ネット記事はこんな時に全く役立たずだ。
自分で考えることにした。
手指のオーバーユースとか立ち仕事のせいで膝が痛むとか、疲れすぎて体力の限界であるとか、という理由で私は退職した。しかしながらこれらは少し休んだり、就労時間を減らすなりすると対処できることばかりだ。
それで、しばらくは休んだり遊んだりしながらブランク期間が長くなり過ぎないうちに、年末の誕生日を迎える前に、再就労を考えている。
あっ。「再就職口を探す」であってるじゃないか。
今までやったことのないことをしてみたいと考えて、ミシンを検討した。自分の服を自分のサイズで縫えたらどんなに楽しいだろうと思った。調べてみるとミシンの基本は手縫いなのでまずは手縫いで縫い方の基礎を覚えましょうと書かれてあったので。数日悩んで却下した。私は裁縫とか手芸とか全くできないし好きでもない。というか嫌いだ。もっといえば大嫌いだ。
頻繁に飛行機に乗って旅行できる身分でもないから近場ハイキングはどうだろうと検討した。ハイキングの基本動作は歩行だと思うのでこれは練習如何で距離をこなせるようになるかもしれない。
いずれにしても何を始めるにしても自分の場合はまずは本を読んで格好から入る性質がある。
一番したいことというのはきっと本読みなのだろう。
