角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

誰が何のどこを見直したのか。

 

燃料費調整制度の見直しの開始についてのお知らせという長いタイトルでもう読む気が失せてしまった。
前にも一度郵送されて、とりあえず放置を決めていたのだが、個人名差し替え印刷でもあるし、契約内容一覧というのもあるし、そういうのは放っておくとあまりよろしくないと考え直して、もうやや少し小難しい文面を読むのはつらいのだけれど我慢して読んだ。
一行目に書いたとおり、誰かが拙宅の契約内容を見直そうとしているのかと思った。
しかしそうではなくて雑に意訳すると電気代が上がるけど覚悟しといてね、びっくりしないでね、というお話らしかった。

私の契約内容を挙げながら手続きは不要とされている。じゃあ放置でいいのだ。
ところが節電プログラムへの参加、スマート電化へのエコ替えを推奨されているため、ここで分からなくなる。
放置しておくと上限撤廃のため電気量は上がり放題かもしれない。でも推奨されているキャンペーンに参加したりすると電気量は抑制が見込まれるかもしれない。それでいて手続きは不要ということはどういうことなんだろう。
節電プログラムへの参加は任意であり、エコ替えも個人の自由であるということは、能動的でない個人としては上がり放題の電気代を耐え忍ぶしかないということだろうか。
耐え忍ぼうかどうしようか。

この手のキャンペーンはとても苦手だ。以前広告代理店の仕事をしていたときはそれこそ日に何本もこのような案件の企画があがり、これこれしかじかのメリットのためにこういうキャンペーンをうちましょうという骨格がはっきりとわかった。けれどマイナンバーカードのポイント付与もずいぶん混乱したけれど、この節電プログラムにもエントリーするだけでポイントプレゼントがあるが、なぜなのか分からないのが不安だ。
本音とか本当の狙いが分からないと信頼しかねる。といいながらマイナンバーカードの方はすでに25,000ポイントを付与されて楽しく使っているけれど。

いちいち文句を言うわけではないけれどスマート電化へのエコ替えということについてもスマート電化は新しいオール電化のカタチ。とあるけれど拙宅はオール電化ではないし、オール電化にするつもりもないし、多分できないのではないかと思う。
エコ替えの例に電気温水器からエコキュートへとあるが、電気温水器だけではオールではなく一部なので、一体拙宅が含まれるかどうかが分からなくなる。ついでに書くとエコキュートは以前も少し調べてたが、設置機器が2つ、たしか2つあって物理的に格納できるスペースがないと懸念されることと、音が相当にうるさいというので断念した経緯がある。

しかし技術の進歩とともにずいぶん変わったようだ。薄型機器が登場してスペース問題もクリアできるかもしれないし、音については40dBくらいになり気にならない程度になったらしい。
ちなみに40dBというのは図書館の音くらいと書いてあった。図書館の音と言われましても。

まあそんなわけでエコキュートは再度検討してもいいかなと考えておねだんを調べたら私には無理でした。
無理というのは自宅建物の築年数や私の手持ち時間などを含めて考えたときに有意義であるかどうか分からなかったからだ。現有の電気温水器は再来年あたりから買い替え時期になり、その時点でもう一度考えるかもしれないし、あんまりな電気代に四苦八苦するようであれば考え直すかもしれないし。
結果として私は放置する。

長々書いて、これか。