角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

耐用年数ラッシュ。

 

桜を3本見たと思ったらもう来週は5月。
昨日は懸案のレンジフードの清掃をしていただいた。自分で取り外すと再構築ができないことが分かった時から外側をゆるゆると拭くくらいしか触らない。

今年で15年目になる。法定耐用年数が15年で、10年経ったら交換がのぞましいとのこと、調べない方が良かったような気がする。給湯ボイラーの交換もそんなに先の話ではない。あれもこれも取り換えて日が浅いうちに自分が引っ越す羽目になったりすると残念至極であるため、そんな目に合わないうちに二束三文でいいのでこのまま売却しようかとも考えた。

いくら古くて狭小な部屋であるといえども手続き的にかかる手間は同じだと思うので自分が亡くなったのちに名義を息子にかえてしかるのちに売却する1案、あるいは自分の生存中に名義だけ変える2案に続く第3案として一番楽な案として浮上したのがとっとと売却する計画だ。
けれど、そうすると自分の居場所がなくなり、文字通りホームレスになってしまう。

せっかくご縁があって再入店したのだからパートの仕事は今までのように飽きたからといって簡単に辞めるわけにもいかないだろう。それなのに職場に近い拙宅を売ってどこかを借りる、というのも何だか変だと思う。
生活拠点を息子のいるまちに移すのは、また数年で彼らは引っ越すのだから時期尚早だと思われる。

と、いろいろ考えてぐずぐずするのは自分らしくないのだけれど、大きな強いきっかけが発生するまでここにいるだろう。給湯ボイラーの交換はいやだけど。欧州エコ旅行に行けるくらいかかるけど。それを思うと泣きそうになるけど。
ああそういえば消防法かなにかが変わって台所回りに何かをするならば大がかりになるという話もあった。
フローリングを張り替えたついでに見積もりを以来したらそう言われ、見積もり金額が欧州エコ旅行どころの話ではなかったのを思い出した。くわばら。

先日友人から、家でホッケを焼こうと思ったら換気扇が回らなかったという話を聞かされた。なぜそれまで動作しないことを知らなかったのかは謎だ。きっとそれで急いでマンションを買ったのではないかと思う。そして動かなくなった換気扇のある家は更地にして土地を売るのだった。

春はまたたくまに慌ただしく過ぎ、あと7か月もすれば雪が降ってくる。