角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

愚痴のゴミ箱。

 

出勤時よりも昼過ぎの帰宅時のほうが寒いと思ったら雪がかすかに舞っていた。

職場で彼女の愚痴を聞く。言ってることは大変良く分かる。
おそらく別な日は別な彼女の愚痴を聞くことになる。
私はいわゆる愚痴のゴミ箱役だ。

メンタルの弱い人が愚痴を聞かされ続けると自分の心も疲弊するらしいけど、あいにく私は鋼のメンタルなので結構楽しんで聞いている。

仕事はなごやかに穏やかに進めたいので共感するところは大いに共感し、慰めの言葉もふんだんに用意している。
でもこれらをあちこちでやると、ただの調子のいい女になる。どちらにもいい顔をして、その場にいない人のワルクチを言うようなイメージになる。

まあいいかと思う。まあいいのだ。その場をとりつくろってでも、仕事をそつなくこなしたいと考えている。

それにしても売上が伸び続けていて、目いっぱい製造しても不足する事態も起きているのだが、こういうのはいつか破綻する。我々には限界があるのだ。

心身共に疲れ切って生活の全てがシゴトに浸食されつつあるのは心の底から気の毒だと思う。しかしながら彼女の問題は彼女自身が解決するしかないので、私は共感どまりだ。

どういう意識でパートの仕事をするかは個人によって全く違うのでみんなが同じ方向、例えば売り上げをもっと伸ばそうという意思一致はできないし、それが唯一の正解なわけでもないだろう。
人はなかなか今の位置から逃げられないものなのだなと思う。
何かあったらとるものとりあえず逃げてしまう自分のようなのもどうかと思うけど、壊れるくらいなら逃げたほうがいい。