角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

裏技を繰り出す。

 

そういえば夕べかその前の日、夢にジェイソンステイサムが登場した。私と一緒に逃げていた気がする。私も大活劇の仲間入りをしたのだろうか。話はしなかった。素敵でした。

10月に入ったばかりだというのにとても寒くて困っている。せめて今月末までは暖房を使いたくないし、体操するなりなんなり身体を動かせばあたたかくなるのは分かっていても、ストレッチひとつしたくなくなる。午前中は良い天気だったので買物にでかけたが、夕刻になって日がかげると途端に寒くなる。

寒くなると血圧が上がる。

年に4回、つまり3か月ごとに通院して血液検査等をし、AとBの2種類の降圧剤を処方してもらっている。けれどあたたかい季節に血圧は低く経過するため、A剤しか服用しなかった。
前月に病院に行った際にそう申告すると先生がじゃあB剤は丸残りしていますねと仰ってA剤のみ3か月分の処方となった。
帰宅して確認するとB剤はふたつき分しかなく、ひとつきをA剤のみで過ごさざるを得なくなった。わざわざ病院に行くのは面倒なので。
お盆を過ぎると血圧が上昇気味になり毎朝測定するのが不安だった。

そこで、とっておきの裏技として血圧測定をしないことにした。
測定しない期間にどれだけ血圧が上がっていようと私は見ないので知らない。なかなか良い方法だったと思うのだが。

ひとつき経ち、A剤とB剤が同数になったため今朝久しぶりに測定すると上が140を少し超えていた。薬はのまなかった。

血圧の話をこんなにひっぱりたくはないのだけれど、

ああそうそう、夕べというか今朝がたは母の夢をめずらしく見たのだった。とするとジェイソンステイサムはその前だったらしい。

母存命のときは、何かにつけて血圧計を取り出してきては日に何度も計測し、高い高いと嘆いていた。
私は、親不孝者の私は言葉もかけなかったけれど、血圧というものが実に良く変動するものであることや、憤慨したりしたくらいでも高くなること、瞬間的に200を超えることだってままあるということなどを伝えることができていたらと思う。少しくらいは安心できたのではないか。

親不孝というのは母が死ぬまで治らない私の不治の病だったのだ。