角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

待つ日。

 

好きなだけ好きなようにだらけているとそのうち動きたい欲求が高まって、自分の手で自分の襟首を掴んで立ち上がらせることができるのだけれど、それだってエネルギーの要ることだ。なかなか立ち上げたい気持ちにならないでいる。

さて、初めての作家を読むときはいっぱいの期待感で読み始め、やがて時系列で全部読みたいという気持ちになる。
先日読んだ本は帯の推薦文の顔ぶれも贅沢で楽しみにしていたのだけれど、退屈極まりなく全部を読むことができなかった。人の感じ方は様々で面白い。アマゾンレビューでは絶賛している人もいれば文句を言っている人もいる。まあ残念なことでした。

照る日もあれば曇る日もある、というと例えは少し違うかもしれないけれど次に読んだ本が驚くくらい好きで、久々に何か気持ちの深いところが熱を持った気がした。あまり良かったのでどなたかにお勧めしようかと思い立ったのだけれど、人から勧められる本くらい面倒なものはなく、私はその昔先輩からプレゼントされた本を一行だに目にしなかったこともあるので思いとどまった。

昨年末に私は原田マハのキネマの神様が良かったと書いた。それでそれを言いたくてたまらなくて、つい息子にメールをしてしまったのだけれど、恐らくスルーされている。で、今回のは奇しくも同じ原田マハの楽園のカンヴァスという本で、絵画が好きならば、ルソーの絵が好きならばなおさら興味深く読めると思うので是非。と、誰かに伝えたくてたまらない。

私はウツではない。食欲はあるし、本も読めば映画も見るし落語も聴けば音楽も聞くし掃除も洗濯もしている。ただどうにも、どうにもならないことだってあるのだ。
こんなに雪が降ると。
砂の女ではなく雪の女、というよりホワイトアウトの女といった方がいいかもしれない。

前回、回数券を購入したことだしプールに行こうとしているのだけれど、思ったらとっとと行けばいいのだけれど、腰が重い。きちんと身体を作っておかなくてはいけないと考えているのだが考えただけで終わる。

今日こそ、と思って起床したのだけれど昨日中継となっていた郵便物が朝確認すると本日到着の予定になっている。配達時間が夕方のこともあれば日中の時もあるのでこれは待機の一手。


あ、たった今到着。今からプールは無理。
本があるとつい読みふけってしまい日記もおろそかになるし外出もしなくなる。