角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

はぴばすでい。

 

ずっと真冬日ということは、氷点下の世界に暮らしているということだ。なんかすごい。
昨冬も寒かったし今夏はかなり暑かった記憶があるので振れ幅が大きくなっているのだろうか。

行くところがないのでぼんやりした生活をしているとクリスマスとかすっかり失念してしまった。覚えていたら何かをする、ということではないのでどうでもいいのだけれどそれにしてもチキンとケーキを食卓にのせるご家庭の多いらしいことに驚く。
 
拙宅ではその日、数十年ぶりではないかと思われるものを食した。一般的に三平汁というのは鮭で作るものだけれど、糠鰊の三平汁というものもある。私は鮭よりもむしろ小味の利いた鰊の方が好きで、糠鰊や身欠き鰊は懐かしくてたまらない味だ。

若い頃はそういうものをあまり好まなかったので母が作っても特に嬉しくもなかった。
母が料理をしなくなり、母がいなくなり、糠鰊の三平汁なんてものをすっかり忘れてしまっていたけれど、先日不意に思い出して作ってみた。
料理というほどのものではなく昆布出汁でじゃがいもと大根と人参を煮て火が通ったころに糠を洗い流した糠鰊と長ネギを入れて塩加減を調整するだけという簡単なものだ。大変美味しかった。鰊は細くて柔らかい骨がたくさんあって煩いから余程魚好きでなければ敬遠するかもしれない。鰊の骨は雨でいうと霧雨だ。

魚登場頻度が最近高まってきた。これを寄る年波というのかもしれない。毎日のように白菜を食べている。これは旬だから。
そういえばお餅をまだ買ってないので明日あたり、混みあわないうちにスーパーに行ってこよう。
混むのがいやだからと早々と年内の食材を買っても結局もいちど行くはめになってしまうのを毎年繰り返して数十年だ。

ぼんやりしていたら、というよりもずうっと本を読んだり映画をみたりして遊び暮らしていてうっかりしていたけれど、mp4形式の添付ファイルが届いた。幼児の歌声が入っていた。おめでとーだって。はははは。
この年まで大過なく過ごしてこれたのは有り難い限りだ。