角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

次の仕込はいつだろう。

 

冷蔵庫内の味噌が尽きかけているので漸く樽に仕込んだ味噌をひらいた。今年の夏が暑かったせいか熟成が進んで黒く、周囲にわずかばかりの産膜酵母が形成されていた。
記録を見ると、今年だと勘違いしていたが仕込んだのは昨年の2月だったのでその年の夏近くまで混ぜていたからその後一年以上放置してあったということだ。黒くもなる。
食欲をそそる良い香りがするので大事に使おう。

次の仕込みのとき、私は何をしているだろう。

 

♪いつか君を思い出す時 僕はどこにいてどんな仕事をして暮らしているだろう~
これはジュンスカ95年の「さらば愛しき危険たちよ」の歌詞だ。

音楽がなければ夜も日も明けないと感じていた。知人が四六時中聞いていた音楽なのにふと気づいたら音楽なしでしのいでいることに驚いたと言っていたが、気持ちがよく分かった。
好きな曲はたくさんあるけれど、中でもとりわけどうしても好きな曲というのが何曲または何十曲になるかは分からないけれどあって、この曲はそのひとつだ。

youtubeに良い音源がアップされたので嬉しく聞いている。

最近はイントロの長い曲は「ダルい」と思われているそうなのだが、この曲のイントロの重い感じが好きだ。
純粋にメロディラインやリズムが好きだというばかりではなくて、この曲に関してとくにいいと思うのは歌詞で、上にあげた部分。
あらかじめ別れが想定されているからだ。このまま一生寄り添って生きて行こうということではなくて、刹那を切り取っているところが好きだ。こういう気分は瞬間芸のようなものだと思う。

私は歌っている人たちについては良く知らないので今調べたらみなさん50代になられているので「思い出す時」自体が過ぎ去った感がある。

味噌の話はどこへいったのか。