角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

東リベを見た。

 

仕事をしながら東京リベンジャーズのことをずっと考えていた。
何の予備知識もなくいきなりアニメを見てしまったのだけれど、数日間のうちにシリーズ1を全て見た。

最近でいうと、私は碇シンジくんのウジウジが嫌だったが、こちらの方はウジウジというよりも頭がいまひとつ・気が弱い・何かというと泣いてしまうというようなタイプで、レビューにも「主人公が無理」で見るのを辞めたという人がいて、お気持ちは実に良く分かった。イライラするのだ。めそめそしておろおろしてなあんにもできないのでね。

でも見てしまった。乱暴にいうと不良少年×タイムリープというパターンなんだけど、不良とかヤクザ的なものとか会社とか厳しいヒエラルキー構造というのは個人的にはかなり苦手で号令一下なんてものからはつねに逃げようとするのに、ストーリーでいうと、大好きなのだ。
加えて、試験答案を何度も書き直すことなど私は絶対といっていいくらいにしないけれど、いやそれは面倒なのでしないのであってそれで失敗は多かったのだけれど、あたかも何度も何度も書き直すごとくにタイムリープする。「わたしのすきな未来」になるまで。その都合よい感じがなんとも。

鬼滅のときも予備知識なく見て、これは全く受け付けなかった。
では何を面白がって私は東リベを見続けたのだろう。完結するまで何らかの形で見る気満々でいるのだろう。主人公タケミッチを嫌いなのに。

私は不良でもないしヤクザでもないし会社員でもない。喧嘩上等と思ったこともないし、鼻血をだしたことはあるけれどそれは別に殴られたからではなかった。
自分と対極にあるものを見たいと思うのだろうか、あるいは隠れた気質があるのだろうか。

まあよく分かんないけど、面白ければいいと思っているので続編を見る機会があれば必ず見ます。あと、完結は生きてるうちにお願いしたいと思っています。