角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

唇つんと尖らせて♪。

 
3日間続けて大瀧詠一を聴いた。youtubeにいわゆるお宝映像、動いている大瀧氏がアップされていて感動した。なぜかくも聴いたのかというと、私は佐野元春が好きだからです。
話はずうっとつながっているのだけれど説明するのが面倒だ。
 
頭の中がずっと「君は天然色」だった。
いつかこのあたりに至る歴史というか、系譜などを見てみたいという気持ちがあって、内田樹の書いた「日本。長髪とフォークの思想」という文を見つけたのだけれど、生憎ですが、残念ながら、ちょっと分からなかった。
 
楽しみにしていた秋の旅行はまたたくまに終わってしまい、一週間と経たないうちに、どこに行ったのかを忘れてしまいそうになる。

神戸は竹中大工道具館へ、翌日京都の高島屋で日本工芸展を見る。和菓子を買って列車の中でいただく算段。駅で切符を買う時は券売機ではなくて窓口に行く。琵琶湖を見たことがないので見てみたいと静かにお願いすると、若い女性が、琵琶湖の見える席ですとニコニコと切符をくれた。
湖西線で福井へ。翌日は永平寺。そしてもうその翌日は小松から帰札なので、本当に短い。福井はとても好きなまちで今回が確か3度目。住みたいと思ったけれど、夏がとても暑そうなので無理かもしれない。北陸新幹線が延伸する前に4度目を訪れるつもり。
 
あまり日持ちのしないお菓子をお土産にしたので、どうやって息子に渡したらよいかと案じていて、私が行くと緊張するのが気の毒だから、郵便ポストに投入しようかと聞くと、一度も訪問したことがないのが気がかりだったようで、遊びにきてくださいとのこと。ありがたく訪問し、猫と対面。

服装とか小道具とかを考えて何とか猫モテしたかったのだけれど、無視された。猫Aと猫Bがいる。頭をうすく撫でるとフニャと言った。猫はいいなあ。
それで、日持ちといえば、最近はやりの言葉で「お気持ちヤクザ」ってのがあって、私は一体誰が考えた言葉だろうと実に感心しているのだけれど、そのあとで、買ったパンがかびて因縁をつける話を「お日持ちヤクザ」と書いてる人がいて、ああリビエラからもナイアガラからもはるか話が離れてしまったけれど、とにかくそんなふうにして10月は過ぎたのだった。