角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

テレビは持たない。

 

どちらかと言えば、12月は浮かれきってしまう。詰めの甘い性格なので、11月が済むと一年を端折ってしまって、もういいかなと。
 
以前なら、お正月に読む本を何冊かまとめて購入していたけれど、もはやお正月を待たなくとも、いつなんどきでも、いくらでも本を読める身分の私に「恐竜の飼い方」という本が今日とどいた。明日から読む。楽しみなので勿体ぶって明日からにする。でもちょっとパラパラしてみる。
 
恐竜が好きなわりには名前と顔が一致しないけれど、福井県の博物館がとても良かった。別に化石を楽しみたいわけではないので、ジオラマがあると嬉しい。福井のは動くし。ここは是非再訪したいものだ。
 
 
本の表紙に、子供から大人まで楽しめると書いてあって、最近は特にそういうのが好きになった。映画でも、上半期のまとめで書いたナイトミュージアムや、地底旅行のセンターオブジアースとかを。尤も、映画に関しては動きの多いものが好きで、抒情的な作品とか、恋愛ものを全く好まないのは昔からだ。
 
関係ないけど、旅の朝食だって、変化した。朝食バイキングという言葉に、最近はもうときめくことがなくなって、むしろ煩わしいから定食のホテルを探したりする。私の宿泊レベルではなかなか見つからないけど。
 
 

という話はまあどうでも良くて、さきほど最高裁判決は合憲とでたようで。
もう、これに関しては死ぬほど言いたいことがあって、でも説明とか下手なのでうまく書き表せられないのがもどかしいから今までじっとしていた。
 
拙宅にNHKのほうから人が来た。
2017年の春先に来られたときは在宅していたので対応した。夏ころから何度か誰かが来訪しているのをインターホンのモニターで知った。対応できなかった内訳は、仕事等による不在、旅行による不在、夜8時以降のピンポンには居留守だ。日曜夜の8時過ぎってとても怖い。
なんとなく見たことがある人だと思ったけど、本当に用事があるならポストにメモでも入れてくれると思い、居留守は3回くらいしたと思う。すべて夜だったし。
数度目の訪問時にはカメラに名札を近づけておられたので、ああそういえば今年の春先に来られたNHKの人かと理解した。あれで説明が済んだのではなかったか、それ以上何があるのかと思い、あまりの高頻度の来訪のため、次の来訪を待ってきちんと話をしようと考えていた。
  
先日、日曜日の午前中にピンポンが鳴る。
モニター越しではなくて対面で話がしたいと言われたので、解錠した。そして春と同じ説明をすることになる。聞けば、定期的に確認に来るとのこと。
 
私が受信料契約をしていないのは受像機を持っていないからだ。
この部屋に引っ越す前まではテレビがあって、受信料は口座引き落としにしていた。テレビがあることを失念するほど見なかったので、ここに越してくるときにテレビは廃棄し、ただちにNHK札幌放送局に電話をして、しかじかの理由を申し上げて解約し、年払いしていた過払い分は返却していただいた。その際、どこに捨てたか、委託したならどこに委託したか、までを聞かれた。
  
春先にも、それと確か引越し直後の2016年に来訪された折も、そうお伝えした。それ以外に事実はないのだし私は事実を隠ぺいする者ではない。
 
では、スマホを持っているかと聞く。ワンセグ機能があれば受信料を払わなければならないのです。と彼は言い切った。それは違う。あちこちの地方裁で異なった判決が出ていると知っていたけど、それを敢えて言わなかったのは、相手を刺激したくないからだ。
スマホを見せてくれと言われたけれど、応じる義務はないと思い、スマホは見せなかった。ただMVNOを使っているし、ワンセグ機能はないとお伝えして了解いただいた。私の機種はASUS製品だ。
 
マンションの通路は他の人の往来もある。私がまるで、善良そうな顔をしてNHKの受信料を払ってないみたい、と受け取られたかと思うと、かなり真剣に嫌だ。それに、来られた人は随分偉そうだった。物腰は柔らかいものの、年配女性の一人世帯は容易に騙せるとでも思ったのか。物腰は丁寧なものの、何かあったら扉を叩きまくるぞ、大声出すぞというような気配がこわかった。
そのあと、定期的に確認に来るからその都度、対面して対応するようにと言われる。なぜ定期的に来るかというと、新たにテレビ等を購入した事実がないかどうかを確認するとのこと。しつこくてうっとうしいことこの上ない。
  
NHKには良い番組があるのを知っているし、見たい番組も時々ある。だから何か明確なポリシーがあって支払いを拒否しているわけでもなければ、テレビやワンセグの保持を隠しているわけでもない。テレビがあった時は上に書いた通り、支払っていたのだし、万一これからテレビを購入することがあれば支払うつもりなので、2回書くけれど、隠すつもりもなければ、拒否するつもりもない。
ただ実状はNHKであれ民放であれ、テレビ放送自体に興味関心がすっかりないから新規購入は有りえない。見たい番組を見ないからと言って命にかかわるわけではないから諦める。
 
テレビ放送に対する興味関心が薄いこと自体を非難されているのでもなければ、私がしたことは、自分にできる対応として全く正しいと信じているし、受信料の適切な支払いに関して何らの悪意も持っていないのだ。
 
それをあたかも、悪意ある不払い者であるかのような態度で接触されるのが本当に悔しい。つまり私はNHKのほうからくる人々のやり口をやらせている、予めのいわれのない猜疑心をとてつもなく下品で愚劣で不可解だと感じている。
 
受信料の支払いが嫌で受像機を持たないのではなくて、受像機がないから支払わないだけだったのが、最近は少し気持ちが変化した。今のようなNHKと関わりたくないのかと聞かれれば、絶対に関わりたくない。もしワンセグ機能がありさえすれば徴収されることが確定したなら、ワンセグ機能を持たない機種を常に選択すると決めた。もう決めたのだ。テレビは永久に買わない。中古品の貰い受けもしない。旅先のホテルにテレビがあって、良い番組をやっていれば、多分見る。