角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

買い替えのきっかけ。

 

本日はなんの予備知識もなく子供向けだろうと思って「怪物はささやく」というのを見た。ジャンルに分けるとダークファンタジーというらしい。ダークかどうかは分からないけれど、きりきりと心に突き刺さる感じがして非常に良かった。
感想の中にひねくれた子供という記載があったので不思議に思う。ひねくれるとは一体どういうのだろう。全く私はそういう感じがしなかった。ということは私がひねくれ者なのだろうか。まあいいけど、ひさびさに映画を見て泣いた。
こんなに泣くと鼻水的にまずいと思ったけど、午前中に耳鼻科に行ったので鼻血は出ないだろうと根拠なく思って泣いた。
 
イチイの木が巨木になることを初めて知った。大きく育った木に赤い実がなるのはどんな感じなんだろう。子供の頃になじんだイチイの木を中島公園に訪ねてみたい気がした。
 
シガニー・ウィーバーの名前を見て、母親役だとばかり思っていたら祖母役だったので、エイリアンの頃からずいぶん経ったものだ。エイリアンといえば、全作は知らないけれど、何作目かに自身がエイリアンの子を身ごもってしまうストーリーがあって、孵化したというか、産まれてしまった幼生エイリアンを宇宙空間に放るときの一瞬の躊躇が心に残っている。なんか凄いなと若い私は間抜けな感想を持ったのだった。
 
お正月休みはこんな感じでラジオ体操もストレッチも筋トレもしたりしなかったりして、図書館にも寒くて行かず、映画漬けになった。
 
ところで、新年なのでいい加減に財布を新調しようかと考えている。全く同じ財布が良いのだけれど僅かにデザインが異なっているので迷い中。一般的に財布は5年前後で買い替えるようだけれど、この財布はまだ私が車に乗って冬道にも臆せず歩くスキーをしに出かけていた頃から使っているので10年は超えている。
故障があるわけではないので、くたびれただけで捨てたりするのは無情な仕打ちではないかと思う。どこかが裂けるとかボタンが甘くなるとかきっかけがなければなかなか決心できない。
この財布を購入してすぐ紅茶を財布めがけてこぼしたので最初から無残な染みがついている。
買い替えのきっかけといえばその時だったかもしれない。