角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

2018年下半期に見た映画。

 

昨年7月から12月まで、映画館に出かけたのも含めてたった46本しか見なかった。

劇場で見たのは「ジュラシックワールド炎の王国」と「ボヘミアンラプソディ」だけだから自宅で44本見たことになる。
映画館とパソコンで見るビデオを同列にするのは厳しい。何がしかの支払いをしてしまうと、公平な目で見られなくなる気がする。自宅で見るものについても有料の作品はあるけれど、それでもやはり鑑賞の環境とか条件とかが映画館と自宅では違いすぎる。というわけで専ら自宅で見たものについて。
 
感想を5段階で記録していて、5評価は44本のうち16本あるけれど、5でありながら、全く内容を思い出せない映画が結構ある。どれが有名でどれがマイナーなのかは知らないけれど、「奇跡のシンフォニー」とか「シング・ストリート 未来へのうた」がいずれも音楽映画というか音楽題材の映画なのだけれど、ベタすぎるとか言われながらも、大変に良かった。ベタで悪いか。特に後者は私の十代のときのロックンロール魂(爆)に触れるような、なんとも危なっかしいところが悲しくて良かった。ロックンロール魂って何だ。
 
「キラーエリート」は私の好きなジェイソン・ステイサム、「トランスポーター イグニション」は知らない人。でもこの手の映画は大好きなのだ。老いたりといえども、悪口は叩かれながらも、それでもスタローンとシュワルツェネッガーの「大脱出」も5評価。とても面白かった。なかなか知的な役柄であるスタローンが似つかわしくなくて笑ったけど。
あとはデンゼルワシントンの「イコライザー」とかケビンコスナーの「クリミナル」、リチャードギアの「真実の行方」などが5評価。
 
5段階評価といいながら、6をつけてしまった作品が実は2本あって、それが下半期の私の一番と二番と言えそうだ。というか、当然そうだろう。
ひとつは、一昨年の上半期の一番だった「ナイトミュージアム」の続編「ナイトミュージアム2」。これはぐちゃぐちゃな出し物が個人的にすごく面白くて楽しいし、セオドア・ルーズベルト(の蝋人形)が非常に良くて、これは好きになってしまう。
独り忘年会兼お誕生会の日に見たので記憶に新しいけれど、もうひとつの6評価がでた時点で下半期の一番は確定していたも同然だった。そんなにひっぱる話でもないけど、「ダークナイトライジング」です。
バットマンの実写作品で「バットマンビギンズ」「ダークナイト」そしてこの「ダークナイトライジング」でトリロジーとなっている。見るならぜひ、ビギンズから。ビギンズを見ないと分からないシーンがある。
バットマンとか、私はただの勧善懲悪、子供向けスーパーヒーローものだと考えていたけれど、全然違った。苦悩と葛藤と内省の映画だ。私はこれにでてくる執事が大変好きで、無条件の愛とか、信じそうになっている。この役はマイケル・ケインがやっていて、たいそう品のいいおじいさんだ。
「センターオブジアース2 神秘の島」を見てたら、このマイケル・ケインがおじいさん役(笑)で登場し、大活躍していて驚いた。これも評価は5。
 
 
パソコンで映画を見始めたころは、面白い作品がたくさんあった。個人の人のおすすめサイトなどを参考にして作品を選び、一見、汲めども尽きぬ感があったけれど、いや実際はそうなんだろうけど、最近はおすすめ作品の多くを見てしまっており、なかなか作品を探せない。
 
私は「しんねり」した作品やモノやコトを好まない。冗長も苦手だ。私自身の性格にも「しんねり」要素は実はありそうで皆無だ。なんだか手持ち時間もたっぷりありそうでそんなに長くはないと思うので、できればものごとは直截に簡潔に手短にお願いしたいと考えていたら、長文を要約してくれる、しかも指定した行数で、というエンジンがリリースされたそうで、賢い。その名もIMAKITAというので、とても心があつくなった。開発者にもいろんな歴史があるんだろうと思った。
 
 
2019はも少し気合を入れて映画をみることにしようか。どうか。さしあたり、2月封切のメアリーポピンズリターンズは楽しみにしている。バリバリのディズニー映画らしいので、少し引いたけど、それでも一度くらいは見てみるのも良いと思う。