角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

明けました。

 
大晦日は、掃除を済ませてから、ぶらぶらと散歩がてらまちに出て、カフェデンマルクでお昼を過ごす。図書館で借りた本はどうしても読みたくなくて、どれも読まずに返却したので、文教堂に寄る。新しい本を見る機会があまりないので、なんでも読みたくなる。3冊購入し、その日のうちに2冊読んだ。
本を買った帰りに、やはり筑前煮くらいは作ろうと思い立って食材を購入。お雑煮も普通に切り餅で作ろうと思ったものの買うのを忘れ、近隣コンビニで購入した。
 
元日は無事にお雑煮をいただくことができた。柿は最終日。
暇なので、餡を作った。自分で作る餡はとても美味しい。
 
そして本日はどら焼きの皮を焼く。
どら焼きを食べながらインスタントコーヒーを飲みながら本を読みながらどら焼きを食べることを目的としていたので、目的は完遂された。
 
内館牧子の「すぐ死ぬんだから」という本が平積みされていて、帯にベストセラーと書かれていた。大変面白かった。テレビドラマだなあと思った。本の良いところは登場人物が全て自分のイメージで生きるところなので、ドラマ化や映画化するとイメージは必ず自分のものとは違うから、そういうのは全く見たくないと思う。
で、何がそんなに面白かったのかというと、私はびっくりしたのだ。いちいちびっくりしすぎるきらいもあるのだけれど、とてもびっくりしてしまい、そういうものかしらと考え込んだ。
こんなとき自分ならどうなるだろうと思うと、決して主人公のようにはならないと思うので、そういう意味では強く共感したという面白さではなかった。こんなふうに啖呵を切るように話ができればいいと思った。
私の場合は思ったことを話せないというよりも「思っていない」ということが大問題なのではないかとも考える。数時間で読み終えられる本なので、今日、もう一度読み返してみた。わかりそうでいまいち分からない。そういうものなのかと、また考え込んだ。
 
読む本がなくなってしまい、ああ、明日あたりは映画のまとめでもしてみよう。