角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

あとは悲しみを持て余す♪

 

魚がキュウキュウ鳴くので食べられなかった夢を見た。朝から蒸し暑い。
所用があって、イラストレーターを立ち上げると懐かしいのはさておき、どこをどうするんだったか思い出せず難儀した。
 
youtubeで昭和のヒット曲集みたいのを聞くと「異邦人」が入っていた。間奏部分が異国的ですてきだなと思った。
先日は久々に小椋佳の「俺たちの旅」を聞いたのだけれど、美しい歌詞であった。曲は知っているのにテレビドラマがあったのは知らない。
何度も耳にしてなじんでいる曲というのは気持ちが落ち着くものだ。いつだったか血圧が高いかどうかして動悸が少し激しくて不安が募った時にyoutubeで昔の曲を連続して聞いた。好き嫌いに関係なくとにかく馴染みがあって歌詞をそらんじているような曲が気持ちを落ち着かせるのに効果的だった。
 
母が高齢になるにつれ、テレビでも映画でも刺激の強いものを嫌うようになっていったので、天気予報でも見てるといいのではないかと心の中で悪態をついていたけれど、自分もまた叫び声とか泣き声のような不安を掻き立てられるものが苦手になっているのに最近気がついた。

といいながら読む本はやはりハードボイルドが好きだったりする。刑事小説や警察小説が好きだと以前書いたけれど、同じようなジャンルで活躍なさっている作家であっても、人物の書き方に大きな違いがあるのが面白い。私は今野敏の本がとても好きでもう何十冊も読んでいるけれど、キャラクターの設定が好きだ。様々なシリーズに様々な人物が登場して、どの人物も忘れ難いような人格を持っている。安積班の須田さんが大好きだ。
一方、人気を二分するかのような作家の小説も面白いのでずいぶん読んでいるけれど、この人の小説に出てくる女性がどれも嫌いで困ってしまう。主人公そのものもあまり好きなキャラでなかったり、あるいは具体的にイメージしにくい性格だったりする。それでも面白いのだけれど。
 
座ってばかりいるのがかなり健康には良くないらしいので、それならスタンディングデスクとかいうものを購入しようかと考えたけれど、パソコンはネット記事を眺めるのがほとんどとはいえ、どうにも集中できず落ち着かない気がしてやめた。
せめて本を読む時間は机に向かわずに座らずに、と、ごろごろぐだぐだと私は乳児のごとく寝返りを打ちながら遠くに行きたいと思った。