数日前に見た鳥取砂丘の写真に蜘蛛の糸が思い出されて仕方がなかった。
一度、髪を切りたくて3月の上旬あたりに中心部に行ったきりで、それをのぞくと2月・3月は賑やかなところへは全くでかけていない。食品スーパーに行くのも、この頃は往復ともに歩くので交通費はゼロだ。徒歩圏内でしか生活していないということだ。
あるいは日々ネット漬けということだけれど、それは非常時でなくてもそうだったので、私の生活自体はそれほど変化がないとも言える。
煽る記事ばかりを読むのもつらいのでハリーポッターの映画を見たりした。
そろそろキッチンタオルの在庫がなくなるのでamznを開いたら、前回購入時に345円だった2枚重ね100カット×4ロールが1,870円よりとなっているのでバカバカしくて閉じた。近所のドラッグストアで代替品があれば購入しようと思う。この調子でいくと価格が落ち着きだして同仕様のものが仮に380円くらいで売られると、すんなり購入してしまいそうな気がしてこわい。他の商品についても以下同文。
こんなふうにして諸事ままならないストレスが多分すべての人に、じわじわ集積していくんだろうなと思う。
何年か前にヒュー・ハウイーの「ウール」を読んだ。
終末未来というテーマは苦手なのでとてもこわかったけど、ひとごとではない気がしてきた。今晩は眠れないかもしれない。
この時間になっても一向に眠くならないのはなぜなんだと、ちょっと考えたら夕食後に飲んだコーヒーのせいだった。最近コーヒーの量が約2倍に増えた。すなわち1日1杯がときどき2杯になる。
私はプレンディの甘さなし・ミルクなしのスティックコーヒー100本入りを購入していて、前回購入したときは、あああれから100日経ったのだと少し感慨にひたったけど、今のがなくなったからといって何日経ったか分からないので感慨にひたることは出来ない。
うれしかった日々、愛しかった日々からどれだけ経ったのだろうか。私は忘れさられたか。
