プールの帰りに久々の宮田屋に寄って、お昼時だったのでサンドイッチとコーヒーを。とにかく広い２階の席が好きだったのだけれど、しばらく行かないうちに２階全席が喫煙席に、禁煙席は１階になり、あの８人掛けくらいのテーブルで、一人でコーヒーを飲む贅沢も、もはや過去のものになった。
疲れて帰宅すると、キャベツ臭いのが鼻についてたまらず。
なぜキャベツ臭いかというと、キャベツがそこにあるからだ。巷間で乳酸キャベツと呼ばれているところの、つまりはザワークラウトなのだけれど、もともとキャベツ自体が良いにおいとは言い難いと思うのに、それがなんだか暴力的になった。
密封袋で作り、乳酸発酵を確認してから瓶に移した。けれど、あんまりなので、蓋をあけて確かめると、これは食べ物のにおいと違う。発酵臭に勝って腐敗臭がする。それで、キャベツコストと私の時間コストを全部捨てた。
今のところ２勝３敗と負けている。同じ作り方をしても、うまくいくときとダメな時があって、うまくいくと大変美味しい。ダメな時の原因は分からない。失敗の心当たりなどないものだ。成功の可否に関わらず冷蔵庫に入れるまではただならぬにおいがするので、もう作るのはよそうと決めた。
いわゆる秋の夜長に自分の帽子くらいは編もうかと思いついた。
が、持っていた編み針類を捨ててしまったのでまた買い集めるのが面倒なので要検討。昔は自分のセーターを何枚か編んで厚顔にも着ていた。元夫にも編んだことがある。赤ちゃんが産まれたときは、そのセーターをほどいて、小さいセーターにしようと途中まで編んだけれど、子供の成長の方が早くて、網みかけの小さいセーターは仕上がることがなかった。30年が経った。
